【西条酒蔵ツアー ~痺れるガイド~】
【初めてのツアー】
動機についてはまた書きますが、最近英語でツアーガイドしようと思って、色々動いてます。
7月に17年ぶりにTOEIC受けて、905点取りました。
人生初の900点超えです。
8月9月で、広島県の地域通訳案内士にも応募して研修受けました。
そして、10月17日に初めて英語でツアーを実施しました。
11時に西条駅で待ち合わせて、ランチを含めて6か所にお連れして、4か所の酒蔵で日本酒をテイスティングする
14時までの3時間のツアーです。
ただ、この仕事って突然紹介されたんです。
「誰もやれる人がいないからやってくれない?」と
研修も何もなし。
「昼飯食わせて日本酒飲ますだけだから」
と軽いノリで頼まれました。
全然研修も受けてないし、どこに連れてくか分からないと言ったら、ツアー元の会社の人から英語のマニュアルが送られてきました。
それを読んで、一度ZOOMで打ち合わせ(英語で)して
「明日頑張ってね~」と
おいおい、どうなっても知らないぞ。
そして、さらに残念なことに僕はアルコール類は大好きだけど、日本酒は好きじゃない(笑)
【なかなか痺れる展開】
備忘録を兼ねて書きます。
11時待ち合わせが10時56分の電車にはゲストは乗っておらず
11時11分の電車で到着されるが、2人来てない。
ここで勘違いが一つ。
僕は2人は不参加だと思ったんですが、後で遅れて来たんです。
その時点で予約してるレストランに電話して
「2人来れなくなりました。」
「こっちは準備してるんです。」
「分かりました。7人分支払いますので、準備は5人でお願いします」
という会話をしました。
ゲストは全員ロンドンからのお客様。一人日本人の方が混ざっていて、彼も50年以上ロンドン在住
最初の賀茂鶴の見学と試飲は順調
オバマ大統領も飲んだ酒を飲み、ゲストの一人がお酒を購入されていた。
酒蔵を出てみると2人が合流
(レストランの予約どうしよう!と焦るが、レストラン側はどうせ7人分準備してるからと余裕の対応)
美酒鍋と天丼を2種類用意してたけど、圧倒的に天麩羅が人気。鍋には魅力を感じない様子。
当然のように昼からビールを飲む(僕はお茶)
【突然の終わり】
ランチが終わって西条鶴に向かい、掲示されてる説明(英語も書いてある)を見て、5種類試飲。遅れて来た女性は味にはなかなか敏感の様子。
次の賀茂泉に向かう(ここが一番距離がある)が、なぜか閉まっている。
次の目的地 福美人酒造に着くも、お店は開いてる様子なのに店員さんがいない。
そこでゲストの一人が「トイレに行きたい」と
食べ物が変わって調子が良くないらしい。
福美人は後に来ることにして、亀齢酒造に向かう。ここにはトイレがあった。
亀齢酒造で大吟醸と本醸造の飲み比べをする。
彼らは精米の磨き具合でどのくらい味が変わるかに興味があった様子。
(僕が本醸造をnot polished と説明すると店員のおばちゃんが「こっちも少しは磨いてます」と少し怒られた)
ゲストの1人が大吟醸の瓶を買われていた。
さて、福美人に戻ろうと思ったら、「これでツアーを終わってくれ。駅に帰りたい」と。
しまった! お年を召されていることを考えずに僕のペースで歩かせすぎたか?
言い訳すると、ランチを終わってから1時間ちょっとで3~4か所回るのはしんどいなと思って、ツアーの消化することにばかり頭を使っていた。
もう少し、ゲストの状態を考えるべきだった。
駅まで戻って13時40分にツアー終了。
「ありがとう。楽しかった」と言ってくれたが、僕としてはちょっと悔いが残るデビュー戦だった。
しかし、デビュー戦で痺れる展開だったな~。