生徒が生徒に勉強を教える「教え愛」ポイントシステムを始めます!

生徒が生徒に教える仕組みを作りたい!

 自習スペースで生徒同士が教えあう空間を作りたいです。

年上の生徒が得意な科目で、年下の生徒の分からないところを教えてあげる。

そういう助け合いをさせてみたいです。

なぜかと言うと、教えてもらう子だけでなく教える子にとってもいい勉強になるからです。

一番いい勉強は他人に教えたり説明することです。

自分が本当にその分野を理解していないといい説明はできません。

他人に説明することで自分の分かってないところが洗い出されて教える人間の理解も深まります。
これは、他人の勉強のために自分の時間が取られる!と言うケチな発想を捨ててもらえば、まわりまわって教える人間のためになる最高の勉強法です。  

教え愛の様子

教え愛ポイントシステム

 ただ、「人に教えるのは、自分のためになる。さあ、教えなさい!」 と、言っても生徒は動きません。
そこで、動機となるようにポイントシステムを実験的に導入してみました。

ポイント付与

教えた人:4ポイント(答えられなくても頑張ったらOK)

質問した人:1ポイント

塾の掃除機をかける:1ポイント

塾のトイレ掃除:1ポイント

SNSで塾の感想を書くなどの宣伝:5ポイント

次回までの宿題として約束した課題をやってきたら、課題の量に応じてポイント加算

その他:アイデア募集

ポイント使い道

塾に置いてあるお菓子1個:1ポイント

呉海自カレー:13ポイント

サトーのごはん:3ポイント

授業料1回免除:80ポイント

図書券1000円分:40ポイント

その他:アイデア募集

名誉

物理的なメリット以外に精神的な報酬を与えるか検討中

例 質問に答えた回数が一定数に到達すると表彰、称号を与える。

「質問マイスター」など 質問をした側も回数に応じて称号?

教えてもらった側が、解説がすごく分かりやすかった場合に、先生経由でなにか加算する制度も検討中。  

何でこんなことをするのか?濱崎の理想

この仕組みは塾にとってなんの利潤も生まないんですね。
なんなら、授業料タダとか、損しますから!(笑)  

じゃあなんでするかと言うと、いい加減で自己中のナルシストの僕にも 少しは義侠心と言うか、世の中を良くしたいと言う気持ちがありまして、 今の日本を観察していて、教育費と言うのが大きな負担になっているんじゃないか? と思うんです。  

まあ、それを言ったら僕みたいな塾屋が競争を煽って、塾代を貪ってるんだろ!って言われますよね(笑)
その通りなんです。
それを心苦しくは思ってます。
うちの生徒の親は割と余裕がある方が多いですが、それでも結構な負担になっていると思ってます。
(正直、「皆さん良く払えるよな~。自分だったら苦しいかも?」って思ってます。)

ただ、そうはできない人のことを考えると胸が痛みます。
かと言って、「塾になんか行かなくても、勉強はできる!」とは言えないのが実情です。
大半の人は学校以外で勉強を教えてもらわないと十分な学力はつかないことが多いでしょう。

それで、僕はお金は塾で稼がせてもらっているので少しは世の中の役に立とう! と、思ってYoutubeやLine@で勉強のコツを発信してるわけです。
あんまり、観られてないけど(笑)

動画としては雑ですけど、全力で解説してますので辛抱強く見てもらえれば分かりやすいですよ。
浜崎アカデミー Xtream  

今回の教え愛システムも、こういう教えあうことを上手に生徒同士でやれば、それだけで学力上がって、塾代がかなり節約できるんじゃないか? と思ってやってます。

僕なりの「教育費負担の少ない社会」を実現するためのアイデアなんです。  

まだまだ手探り中!

と、仕組みを作ったことで少しは教える生徒も積極的に関わってくれてます。

ただね、まだまだこれからです。

この仕組みはまだまだ塾長の僕がいて 「ん?どこか分からないところある?」 「じゃあ、○○さん教えてあげてよ。ポイントあげるから」 と、生徒に無茶ぶりをしないと動かないんですね。

僕が気を抜くとすぐに終わるシステムです(笑)  

試行錯誤中なので、僕の頭の中を全部公開します。

もし、これみていいアイデアあったらマジで言ってください。  

どうするか?その1:質問しやすい仕組みづくり

まずは、声に出さなくても質問したい人が意思表示できて、誰が教えられるかが分かりやすい状態が必要です。 何か、机の上におくだけで無言でアピールできるアイテムはないかな~と考えてます。 正直、課題は分かってるけどいいアイデアが思いつきません(笑)  

どうするか?その2:インセンティブの強化

このポイントシステムがもっと魅力的になるように仕組みを整備する。 ただ、授業料タダと言うのをあまり安売りしたくないんですよ。 これでも出血サービスをしてるつもりなので。 そもそも、この仕組みは塾になんのメリットもないですからね(笑)  

どうするか?その3:「教える人がカッコいい」カルチャーを定着させる。

この活動が定着するにはこれが一番かもしれません。 年上に教えてもらったことで感謝と憧れの気持ちをもってもらい 「自分もしっかり勉強してあんな風に後輩に教えてみたい!」 という気持ちを持ってもらう。 「教える人がカッコいい!」という意識を定着させることが状況を変えるのでは?と思ってます。  

とにかくアイデア・意見募集中

以上が、現時点の僕の頭の中身です。 理想を実現するにはまだまだだと思います。 このブログを見られた方で、意見・アイデアがあったら遠慮なく教えて下さい。 待ってます!   レターポットしてます。感想もらえると嬉しいです。 なるさんのレターポッド

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