復習テストには目もくれず過去問演習だけでいい?」への褒めと懸念
質問
家でのテスト形式演習+時間制限はやっており、目標点もクリアできている。秋以降は復習テストには目もくれず、ひたすら過去問演習をしていけばいい?
なるちゃんの回答
基本的にはそれでいい、でも…
基本的にはそれでいいと思います。目標点クリアできている。そうですね。ただなんかこの書き方はちょっと嫌な予感もするんだよな。「復習テストには目もくれず」すごいっすね。
この方の考え方を褒めてあげたいポイントと、「ちょっと待てよ」っていうポイントがあってですね、
褒めてあげたいポイント:取捨選択の重要性
褒める面で言うとですね、結構この秋以降の過ごし方って、まあ多分秋っていうのはこれ多分小6の秋だと思うんですけど、小6の受験直前の過ごし方で言うとですね、確かに何て言えばいいんだろうな、これ難しいのがですね、落とし穴がですね、塾は「あれもやれ」「これもやれ」っていう風にいろんな専用のテキストとかですね、問題集とかですね、宿題とか出してくるんですよ。で、それっていんな生徒がいるのに対しての最大公約数なので、
本当は、小6の夏までは単元ごとに順番に進んでいくんで、「今はこの単元やってください」「この単元やらなくていいことなんかないですよ」。今つるかめ算やってる時に「いやいや、あなただけつるかめ算しなくていいですよ」はないので、やっぱりみんながつるかめ算やってるならつるかめ算をやりましょう。逆にこの時つるかめ算やっとかないと他にやるときないですよと。なので、小6の夏まではね、今やってる塾が「これやった方がいいですよ」ってものを全部着実にやってくことが大事なんですよ。それで全部のジャンルが網羅できるので。
で、秋以降はそこでのついた実力とかがですね、得意不得意ってのは人によって差はあって、最後それを入試の本番でどんだけできるかっていうのに仕上げていく時期なんですよ。なのでね、秋以降はですね、塾が「あれもやれ」「これもやれ」出してくるんだけど、本当はね、取捨選択が必要になってくる時期で、人によってやることを変えるべきなんですよ。
具体例:社会が得意な子の場合
だから塾がなんかね、「記憶総チェック」みたいな宿題とかね、そういう本を配ってくると。ただ、この子はもう社会でゴリゴリ点取ってると、社会の暗記はかなりできてるっていう場合、その人がその社会の暗記のやつを「宿題だから」っていうので、何か思考停止してやるよりも、「いや、これ結構できてるから、やってもちょっとは上積みあるかもしんないけど、それよりも算数のこうできてないとこがすごくあるから、こっちに時間使った方がいいんじゃないか?」っていう風に考えるべきだったりするし。
具体例:社会が苦手な子の場合
まあ、逆にその今のその社会の話で言うと、「じゃあもうこれからね、過去問をやんないといけないから、過去問どんどんやってくれ」って宿題出ると思うんだけど、「待ってくれと。この子今までサボりまくってて全然歴史年号とか地名は覚えてないと。で、それ覚えてないのに過去問やってもできなくない?」と。じゃあ先にそういう覚えてないところをしっかりね、まあその時点で問題あるんだけど、そこを繰り返してからじゃないと過去問する資格がないよね、とかっていうふうにですね、
思考停止せずに考えることの大切さ
その子その子によって強み弱みが違うのでですね、塾がくれるカリキュラムとか塾がくれるテキストっていうのは最大公約数的な、みんなにまんべんなく効かせるためのものになってるのでですね、1人1人にとってはそれが向き不向き、やるべき、やるべきじゃないっていうのがあったりするんですよ。
なので、この方が言うように、確かにこのテスト形式で時間制限やって目標点クリアできてるって意味で言うと、ある程度基本的なことができてて、そのいわゆる入試問題という最後の勝負で勝てるかどうかの競争力を鍛えないといけないような、タイプっぽい感じが多分するので、確かに復習テストにそんなに時間を使うよりも、「それはもううちの子にとってはできてるから、しなくてもいいんじゃないか」っていう考え方は当たってると思います。
で、そういう、ある意味で言うなら、その「塾が言ってるから」とか「宿題だから」っていうので、思考停止せずに自分で自分と我が子にとって何が必要な勉強で、何が必要なかったのかを考えてるって意味では、これはちょっと褒めてあげたいなと思います。
懸念点①:本当に弱点はないのか?
ただし、逆にちょっとどうかなっていうところで言うと、このね、書き方で言うとですね、なんか「うちの子はできてるから、もうこれはやらなくていい」っていう判断がですね、ちょっとその保護者の方もプロじゃないので、間違ってる可能性もあるんですよ。
実はそうは言っても、ここの部分には弱点があるよねとか、ここの部分はまだ苦手単元なんだよねっていうものがあると思うのでですね、この質問で言うと過去問演習とかそういうテスト形式演習、まあね、志望校によってはその冠形式の模試があったりするので、そういうのに対応するための勉強をやっていいと思うんですが、でもちょっと待ってください。本当にあなたのお子さんには弱点はないんですか?と。「ここ出されたら困るよね」とか、他のとこでカバーしてるけど、ここ弱点だよねっていうところは本当にないんですか?と。そこ考えてほしい。
であるんであれば、そこをどうにかするための対策をまだ秋なので、別に過去問題集するなと言わないんだけど、過去問演習とかもしながらもですね、足りてない実力の部分、苦手を克服するための勉強も必要なものがあるんじゃないかなっていうのはちょっと考えてみて欲しいですね。
懸念点②:時間制限が正義になりすぎていないか?
あと、この「時間制限をやっており」っていうのも、時間制限が正義になりすぎる可能性もあるんで、もちろんね、それはその時間の中でできるかどうかっていうのも大事なんですけど、時間制限ばっかりやってるとね、地力っていうのかな?地頭っていうのかな?深く考える力みたいなものが伸びなかったりするんですよ。
だから時間の中で、まあ自分の持ってる力100だとしたら、時間制限の中でそれは80とか75を出せたら勝ちなので、そういうね、ある意味で言ったらその算数で言うなら、この問題は捨ててこの問題は解いてみたいな、そういう義務も含めて、それも勉強なので、そういう時間制限の勉強もした方がいいんですけど、後で逆にその算数とかで、じゃあ時間制限があるから捨てた問題みたいなものを、時間があったらできたのかな?とか。国語とかでも時間がないから斜め読みでやっちゃったけど、もっと時間があったらゆっくり深く読んだらどうなるんだろう?みたいな。やっぱり思考力って大事なんで、思考力を鍛えるための、あえて時間制限をせずに深く考えるっていう勉強もね、大事なので、全部時間、時間、時間、時間、時間っていう風に、入試本番のことばかりやってると、なんかこう、地力が伸びないんで。まだ地力伸びるのでですね、そういう部分ももうちょっとミックスしてもいいんじゃないかなと思います。
結論:7割正しい
概ねおっしゃることは正しいと思うので、僕が今言った懸念点を、まあこの質問だけではわかんないので、もしお子さんに当てはまるようなのであれば取り入れてもらえばいいし、「じゃあそんな心配ないよ」っていうのがあれば、まあ無視してもらってもいいんですけど。はい。辛口の僕にしては、3割懸念点申し上げましたが、7割はまあ別にいいんじゃないですかね?と思います。
まとめ:なるちゃんからのメッセージ
この質問への回答を通じて、小6秋以降の受験直前期における勉強の取捨選択と注意点が明確になりました。
重要なポイント
- 小6夏までと秋以降で勉強の方針が変わる
- 夏まで:塾のカリキュラムを全部着実にこなす(全ジャンル網羅)
- 秋以降:得意不得意に応じて取捨選択が必要
- 塾の宿題は最大公約数
- 全員向けなので、個々の子供には向き不向きがある
- 「塾が言ってるから」「宿題だから」と思考停止しない
- 褒めるポイント:自分で考えている
- 我が子に必要な勉強を考えて判断している
- できている部分は省略する発想は正しい
- 懸念点①:本当に弱点はないか?
- 保護者はプロではないので判断が間違っている可能性
- 苦手克服の勉強も並行して必要かもしれない
- 懸念点②:時間制限が正義になりすぎない
- 時間制限訓練ばかりだと深く考える力が伸びない
- 思考力を鍛える時間無制限の勉強もミックスすべき
- 秋以降でもまだ地力は伸びる
- 結論:7割正しい、3割懸念
- 基本方針は正しい
- 懸念点が我が子に当てはまるなら取り入れる
秋以降は取捨選択が重要ですが、「できている」という判断が正しいか、時間制限ばかりで地力を伸ばす機会を失っていないか、立ち止まって考えることも大切です。
