算数について 点の移動問題①
よく質問を受ける問題に点の移動問題があります。
例えばこんな問題です。
「AB=6cm BC=10cm の長方形がある。ABの中点をEとする。 今点Bから秒速1cmの速さで点PがCを通ってDまで進む。 EPDの面積が20平方cmになるのは何秒か?」
難しそうでしょ?
算数が苦手な子は、見た目が複雑そうで、図形で、グラフ(今回はでてないけどこの手の問題はよくあります)まであると 「私には無理!できるわけがない!」と心が閉じてしまいます。
できる人は「ちゃんと読んで考えれば、なんてことない問題だよ。」って言います。
でもいくらお母さんが「ちゃんと読みなさい!!」って目を三角にして怒っても、心が閉じてたら入らないのです。
ちなみに、複雑な問題ほど、子供に音読させるのがいいです。
音にすれば嫌でも少しは頭に入ります。
さて、この問題を質問されたら私はこういいます。
「2秒後の様子をお絵かきして」
「出来たね、じゃあ次は4秒後をお絵かきして。」
「次は6秒後」
では8秒後
次は10秒後
じゃあ12秒後
14秒後
最後に16秒後
と、言う風に具体的に図を描いてもらいます。 これについての解説は次回語ります。