下位クラスでも第一志望校に合格できる?」という妄想を現実に引き戻す
質問
大手塾で復習テストが壊滅的にできなくても、下位クラスでも、実力テストが出来ていて、第一志望校に合格しているケースは多い?
なるちゃんの回答
まず、回答の前提
これも一応お答えするとですね、誠実に答えると回答不能です。私、大手塾に勤務したことがないし、そこまでね、何千人何万人っていう人の成績をたくさん今まで見てきてないので。
僕が見てきた中の話なんですが、では僕が見てきた生徒の中でこういうケースいるかって言ったら、僕の経験上0です。もちろん僕が知らないだけで世の中にはいる可能性もありますが。
この質問は妄想か願望か
こっからは想像と、でも僕の今までの経験からかなりの妥当性を持っている話なんですけど、これはね、この質問主の方のね、妄想とか願望なんじゃないですかね?
第一志望校というのがですね、めちゃくちゃ偏差値の低い、偏差値35とか40とかみたいなところを第一志望にしてるのであれば、受かる可能性はあると思います。でもなんか御三家だとか、なんかみんなが聞いて「おお!」っていうような、偏差値60とか55とか58とかぐらいの学校を第一志望校にしているのに、大手塾で下位クラスにいて復習テストが壊滅的にできてなくても受かるってことはないと思うし、そもそも復習テストが壊滅的にできなくて、実力テストができるっていうのはありえないんですよね。
復習テストと実力テストの違い
復習テストっていうのはある意味で言ったら、その習った単元の基本的なものを確認するためにやるものなので、ある意味1番点が取りやすいんですよ。もちろん、努力ができない天才型にとってはそこまで点が取れなかったりすることもあるんですけど、でも復習テストが壊滅的にできないってことは天才型ではないんですよね。
基本中の基本、こないだ習ったことを一応分かってるだろうけど、念のため確認するよねっていうのが復習テストなんで。実力テストになるといろんな単元、今までやったものを集めてきてやるので、しばらく時間が経って忘れてるってこともあるんですよ。
直前、先週習ったやつなら無理やり詰め込んで、「あそこで先生がああ言ってたからよく分からんけど、とにかくここは割り算だ」とかね、「ここで足し算してからなんかかけ算するんだ」とかみたいな手順の暗記でも点は取れるんですよ、復習テストってある意味で言ったらね。なんだけど実力テストになるとね、その暗記じゃ取れないんで、本当に理解してるかどうかが問われるんですよ。
ありえるパターン、ありえないパターン
だから、復習テストが結構できるけど、実力テストが壊滅的にできませんはまああり得るんですが、復習テストできないのに実力テストができるってことはないと思いますね。
あえて言うんなら今言ったその天才型で、復習テストが漢字とか社会の暗記とかみたいな地道な暗記をやってなくて、それだけ壊滅的にできないからできてないだけで、本当の思考力はあるから算数と国語はできるので実力テストできるっていうことはあると思うんですけど、でもそんだけの思考力ある人は下位クラスにいないと思うんで。
下位クラス、復習テスト壊滅的で実力テストできる、多分ありえないし、それでみんなが考える第一志望校クラスになる学校に受かることはほぼないと思います。
受験ブログやTwitterを見過ぎていないか
申し訳ないんですけど、これは何か受験ブログとかですね、受験Twitterとかですね、YouTubeのを見過ぎてですね、なんかそのいいところの情報だけかいつまんで、自分にもそういう奇跡が起こるんじゃないかなっていう風に思ってらっしゃる保護者の方の妄想の匂いがすごくプンプンするのでですね、ちょっと我が子のことをですね、現実的に見直してですね、第一志望校じゃなくて、第二志望校、第三志望校でもいいんじゃないかな?とか。
何だったら復習テストが壊滅的にできなくて下位クラスにいるのであれば、もうそもそも受験に向いてないから、受験辞めた方がこの子のための幸せじゃないかなとかですね、検討した方がいいと思いますのでね。
受験は厳しい世界
全員が全員第一志望校受かるわけじゃないですからね。これ受験っていうのは厳しい世界なんで、受かる人もいれば落ちる人もいるので、全員が受かるもんじゃないんでね。
だってね、受験受かって志望校受かって泣く人いるじゃないですか、嬉しくて。それは落ちる人がいるから嬉しくなるんですよ。地元の中学校に進学できて泣く人いないですよね。だって全員進学できるんだから。
だから自分の子は第一志望校とかね、そういうとこに行けない子なんだっていうのをきっと向き合って、その現実から組み立てた方がいいと思います。
まとめ:なるちゃんからのメッセージ
この質問への回答を通じて、受験における現実と向き合うことの重要性が示されました。
重要なポイント
- 復習テストと実力テストの本質的な違い
- 復習テストは直近に習った基本の確認で最も点が取りやすい
- 実力テストは本当の理解が問われる
- 復習テストができないのに実力テストができることはありえない
- 下位クラス+復習テスト壊滅的=第一志望校合格はほぼ不可能
- なるちゃんの経験上、そういうケースは0
- 偏差値の高い学校への合格は現実的ではない
- 受験ブログやSNSの情報に惑わされない
- 成功事例だけを見て自分にも奇跡が起こると思うのは妄想
- 我が子の現実を直視することが大切
- 志望校の見直しや受験自体の見直しも選択肢
- 第二志望、第三志望でもいい
- 受験に向いていないなら、受験をやめることも子供の幸せ
- 受験は厳しい世界
- 全員が合格するわけではない
- 落ちる人がいるから受かった時に嬉しい
- 現実から目を背けず、そこから組み立てる
奇跡や例外を期待するのではなく、我が子の現実を直視し、その現実から最善の選択をすることが親の役割です。
