読書好きな子は読書を止めるべきか?
読書好きな子は読書を止めるべきか?
[質問]
娘は空き時間があればハリーポッターを読んでいます。トイレにも持って行くほどです。この時間をやめさせ、勉強に専念させたほうがよいでしょうか。
読書習慣は「贅沢な悩み」
まず、これほど読書を楽しめる子は本当に貴重です。空き時間があれば本を読み、トイレにまで持ち込むというのは、読書が完全に快楽化している証拠です。
多くの家庭では「本を読まない」「すぐ飽きる」と悩んでいます。読書が自然に習慣化している時点で大きな財産です。まずは娘さんを肯定してあげてください。
止める必要はないが、放置は偏りにつながる
読書一辺倒のリスク
読書が楽しすぎる子は、気づけば2〜3時間でも読み続けます。これは長所である一方で、他のタスクが押し出されるという短所もあります。運動不足や、勉強時間の確保が難しくなるなど、偏りが起きる可能性はあります。
ただし、読書を「ご褒美」にできる子は強いです。YouTubeやゲームに走る子が多い中、勉強の後に読書を置けるのは最高のニンジンになります。
現実的なコントロール方法
「区切り」を設定してバランスを取る
完全に読書を禁止すると、読書好きの子は逆にストレスを抱えます。ですから時間配分のルールを作るのが現実的です。
例としては次のようなやり方です。
- 算数のここまで終わったらハリーポッターを1章読んでよい
- 夕食前の30分は読書OK、それ以外の時間は勉強
- 休憩として読書を使う(時間は親が管理)
読書を禁止するのではなく、読書の力を勉強に転用するという発想が大切です。
読書好きは大きな武器になる
読書が快楽になっている人は、長期的に見て非常に伸びます。知識量、語彙、読解耐性、集中力など、すべてにプラスです。
多少の偏りはあれど、この資質は受験後も人生全体で優位に働くものです。否定せず、調整しながら伸ばしてあげてください。
