1ポイントアドバイス:国語は××と△△を止めれば成績が上がる!?(後半)
△△を止めれば成績が上がる
二つ目は、消しゴムを使うのをやめることです。
何バージョンも書き直す
下書きをして、書かないといけない内容を色々吟味し、最終的にそれをまとめ上げていく過程で、実は何回も回答を書き直してもらいます。正確に言うと、何バージョンも書いてもらいます。
その時に消しゴムを使って消すと、実は消したものの中に「やっぱりあれ使った方がいいよね」というものがあったりするのです。
消さずに残しておく
単純な書き間違いは消しても構いませんが、「ここの部分ちょっと削ろうかな」と思って消しゴムを使うのは、実はすごくもったいないです。
削るなら削ってバツ印をつけておくなど、後から見てわかるように残しておきましょう。基本的に何バージョンも良い回答を書くために試行錯誤して、最終的に「これならオッケー」というものができたら、それを回答欄に書くのです。
満点を取るためのプロセス
ここまでやって、やっと満点が取れる回答が書けて、満点がもらえるかもしれないのです。
これをせずにいきなり一発で書いて満点をもらおうというのは、すごい自信だと言わざるを得ません。
そんなことはできないと諦めた上で、謙虚に下書きをする。しかも下書きは1回で終わらせるのではなく、良いものになるために何バージョンも書いていく。隣に矢印で追記してもいいし、消すところはバツして消してもいいのです。
脳の負荷を減らす
脳の中で情報を蓄えて、それを脳内で編集するというのは相当脳に負荷がかかります。
だから、一度紙の上に書いてしまえば、「こういう要素があるんだ。足りないね、これも足そうかな」とできるわけです。
具体的なアプローチ
まずは足し算から
まずは足し算です。どんどん要素を足していきます。
その上で、「50字だけど字数が足りない。でもこれとこれとこれを言いたい。じゃあどう削ろうか」と削っていくわけです。
それで「やっと50字以内に収まった」というのが、満点をもらえるかもしれない回答なのです。
しつこくやる
一つの記述問題に関して、さらっとやるのではなく、しつこくやってほしいです。
- 「まだ直せるでしょ」
- 「もっとこういうこと書けるんじゃない?」
- 「これもいるんじゃない?」
まず書かないといけないことを全部書かせてみて、それが溢れるぐらいの状態を作った上で、どれを残すかを考えてもらうのです。
なぜこのアプローチが有効なのか
全く同じ学力、理解度、ボキャブラリーを持っている人がいたとしても、このステップを踏んで回答を作った人の回答と、いきなり解答欄に書き込んだ回答では、明らかに下書きをした方が良くなります。当然の話です。
能力が上がる
そしてこれをやっていくことによって、最初は時間がかかりますが、だんだん短い時間で筋肉質な良い回答が書けるようになっていきます。
逆にこれをやらないと、思いつきで一発書いて「また×だった、また△だった」を延々繰り返すだけで、実は能力はあまり上がりません。
地道な作業が大切
完璧な回答に近づいていく、仕上げていくというアプローチをジリジリとやっていく。そのためにも、紙にどんどん書いてもらいます。
初めて体験授業を受けた子も「こんなに書かされるんですか?」となりますし、お母さんは「うちの子こんなに書いたわ」と感動してくれます。
まとめ
国語で良い回答が書ける、点数が上がる、得意になるというのは、こういう地道なことをするからです。
「回答欄にいきなり書いたの?」と聞くと、みんな不思議な顔して「当たり前じゃないですか?」という反応をしますが、「それをやるから君はできないんだよね」という話なのです。
完璧な満点の回答を書けるようにしようと思ったら、こういうことを指導していきます。大事なのは、このコンセプトが共有できていれば、同じような効果が出るということです。
- ××を止める:回答欄にいきなり書かない
- △△を止める:消しゴムを使わない
- 下書きをして何バージョンも書き直す
- まず足し算、その後で削る
- 地道な作業が能力向上につながる
