「記述はまだ早い」という逃げが、国語を一生できなくする②

 


【第2回】「考えて書け」と追い込むと、なぜ国語は伸びるのか

前回は、「記述はレベルが高い」という発想が、実は逃げになっていることを整理しました。

今回は、なぜ「書かせる」だけで国語が伸びるのか。指導の核を言語化します。


私の国語指導は、シンプルに“逃げ場を消す”

やっていることは、これだけです。

  • 分かってるなら書け
  • 書けないなら分かっていない
  • 分かるまで考えろ

「書けなかったらお前はこれを分かってない。俺は認めないぞ。書けるまで考えろ」――脳から湯気が出るまで追い込む。これが私の国語指導です。


正解できなくても、国語は伸びる

重要なのは、1回目で正解することではありません。

今まで「考える脳」を使っていなかった子が、「これはどういうことなんだ?」と本気で考え込む。

この“考える時間”ができるだけで、成績は伸びます。


キジュツバの正体:深く掘るための“記述問題だけ”

キジュツバは、「記述問題が並んでいる教材」です。

ただし狙いは、記述それ自体ではなく、本気で考えないと答えられない状況を作ることです。

最初の「マイマイ新子」はSAPIX小4範囲、「決断力」も四谷大塚小4教材。教材の学年は関係ない。私が深く掘るので、結局“何年生向け”ではなくなります。


1回目で書けないのが普通。2回目で書けたら優秀

ほとんどの人が、1回目で良い答案を書けていません。

解説を聞いて「あ、そういうことか」となり、2回目で良い回答を書けたら、それでも優秀な部類です。


レベルが低い子ほど、ここで目覚める

「キジュツバは到達してないから、まだいい」――これが一番危険です。

ずっと選択肢・抜き出しばかりやって、頭を使わないまま。だからいつまでたっても目覚めない。

むしろレベルが低い子こそ、「本気で考えろ、書け、説明しろ。それ以外認めない」をやった方がいい。偏差値30台から50台へ伸びた例も、そこで本気で考える人になったからでしょう。

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「記述はまだ早い」という逃げが、国語を一生できなくする①