塾長目線の合格体験記 学芸大附属世田谷中、ND清心合格 H・Oさん
<保護者の合格体験記>
学芸大附属世田谷中、ND清心合格 H・Oさん 合格体験記
<演習空間について>
体験記で保護者が書いておられたように、Oさんの家庭は受験について自分の頭で考えて必要なことを取捨選択されて取り組まれていました。
その中で、授業ではなく「演習空間」を利用してくれてました。
文中で述べておられるように、勉強はどこでしても同じではありません。
(もちろん、どこであっても集中できる人もいますが)
かなり優秀な人でも「家では集中できない」という人は多いです。
そういう実態に合わせた勉強の環境という点で「演習空間」はご好評をいただいています。
価値を理解して頂いて、利用いただいてありがとうございました。
楽しく集中して勉強できたようで良かったです。
<世田谷中の国語の記述について>
1月の下旬の半月だけ、依頼を受けて世田谷中の過去問を教えました。
一言感想を言うと、「めちゃくちゃ、頭を使う良い入試問題で、教えてて楽しかった!」に尽きます。
こういう難関の学校は正解が一つじゃないんです。
「これについてあなたはどう感じますか?どう考えますか?」
という自由な「答えのない」記述問題が出ます。
よくある国語の問題は文中に作者が述べている意見を切り貼りして字数内にまとめれば正解になります。
(とはいえ、大半の人にとっては話を理解することや書くことが難しいので、それすら「記述は無理だ!」となるんですが)
これでは本当に優秀な人は選抜できないんです。
だから、こういう正解のない問題で、その子の思考力と考えたことを説明する能力を試すわけです。
そういう意味では地頭=素質がない人は絶対に受からない試験です。
大学入試の東大もこういう傾向の国語です。正解が一つでなくて、「あなたはこれをどう説明しますか?」という記述しか出ないんです。
Oさんは、素質の部分では可能性があると思いました。
だけど、広島の入試だけを想定しているとこういう問題には面食らいます。
そこで、自由に発想を膨らまして記述するための指導をしました。
こういう時、個別指導は良いですね。
生徒一人一人の受け答えや記述の答案を見て、「なるほど、今こう考えているのか・・・じゃあ、こういうアプローチをしてみるか」と教える内容をカスタマイズできます。
体験記の中で「受験が終わったらやりたいことを100個書き出すといった、パターン化された問題から離れて頭を動かすことを狙いとしたトレーニング」と評価してもらった課題も出しました。
これも狙いが二つありました。
一つ目は、発想を豊かにすること。
「下手な鉄砲数打てば当たる」ではないですが、まずはアイデアの数を出すことです。
100出せば一つくらい良いアイデアが出ます。
「考えに考えて、最高の一つのアイデアを一発で出そう」なんて、都合がよすぎるんですよ。
二つ目は、自由な記述では「あなたはどう思いますか?」とか「あなたの体験をもとに書きなさい」という問題がよく出題されます。
そう意味では「自分の人生経験の棚卸し」をしておくことは、いい対策になります。
これ以外にも、世田谷中の入試は考えることや教え方のアプローチを工夫することがたくさんあって、非常に楽しい経験でした。
東京で鎬を削っている受験生の中に入っていくので、どうなるか?とは思いました。
ただ、短期間で僕の脳がフル回転している指導を受けたので、彼女の脳もだいぶブースト状態だったのでしょう。
全てが国語のおかげかは分かりませんが、受かって良かったです。
<最後に>
演習空間の環境の力と、個別にカスタマイズする個別指導を提供させてもらいました。
浜崎アカデミーは、個別指導のメリットを生かして、中学受験だけでなく、高校入試・大学入試のサポートもできます。
Youtubeなどもあります!