合格体験記:城北中学合格 U・Yくん
我が子の入塾はちょうど1年前、集団塾で6年生の部が始まる時期でした。
低学年から集団塾に通い、5年生になるころには安定した最下位層。
当時を振り返ると、私がつきっきりで勉強を見て、お互いイライラしてぶつかり合い、あまりにも私の言動が過激すぎて書けませんが、子どもを追い詰めていたのは間違いありません。
私が勉強を見ることに限界を感じ、このままではこの子を潰してしまう、そう感じての入塾でした。
担当の清水先生にはコーチングをお願いしておりました。
受験日までの長期計画とともに、1週間の予定表、毎日の各教科ごとの学習内容、その進捗と習熟度チェックまでしていただきました。
それがどれだけ大変なことだったでしょうか。
しかしそこまで徹底的に見ていただいても、模試等の点数は上がりませんでした。
ですが、私の気持ちに焦りや迷いはなく、清水先生からの課題にしっかり取り組むことだけを心がけました。
本人も清水先生に任せておけばなんとかなる!!と自分の可能性を信じておりました。
冬休みは、特製の城北中過去問対策ノートを徹底的に繰り返し迎えた1月。
うちからするといわゆる安全校はなく、全てがチャレンジ校です。
合格をいただくまでの約1ヶ月、何度も不合格を味わいました。その度に、もう嫌だ!また受けても絶対不合格だ!もうこんなに悲しい思いはしたくない!と落ち込みました。
なんの確証もなくただただ楽観視して信じていたものが、いよいよ現実を突きつけられて崩壊寸前でした。
それでも最後まで挑戦出来たのは、清水先生からの「まだまだ可能性があると私は信じています!」の言葉があったからです。
その言葉に励まされ、落ち込んでは切り替える、の繰り返しの日々でした。
最後1週間はほぼ毎日通い、なる先生にも時間を作っていただき面接指導も受けました。
今思えば、よくメンタルが持ったなーと感心します。
こんなにも気持ちのアップダウンが激しい1ヶ月は初めてでした。
1年前、なる先生を始め、講師の方々の輝かしい経歴に圧倒され、うちなんかが‥という思いで受けた体験授業。
なる先生が最後に言われた「この子は何も悪くない。サボったりズルしてるわけでもない。一生懸命やって今の状態です」
子どもの勉強に対して常に戦闘態勢だった私は、この言葉で憑き物が落ちたようにスッキリし体も心もなんだか軽くなり、救われた気持ちになりました。
大きな衝突もなく受験出来たのは、本当に先生方のおかげだと心より感謝しております。
中学生になっても引き続きよろしくお願いいたします。