【塾長目線の合格体験記 青雲中(長崎)・修道中合格、学院補欠 T・Oくん】
<生徒の体験記>
合格体験記 青雲中(長崎)・修道中合格、学院補欠 T・Oくん
<担当する小林先生の体験記>
小林先生目線の合格体験記 青雲中・修道中合格、学院補欠 T・Oくん
<塾長の体験記>
この子は初めて会った時のことをよく覚えてます。
典型的な症例なんです。
なんといいますか、「地アタマいいけど図式書かない症候群」です。
#今考えた造語w
体験授業で教えてみたところ、素質は悪くない。
アタマの回転は速そう。
だけど、算数はできない。
なぜか?
図と式を書かない。
つまり、自分の脳の力を過信しています。
脳内だけで解こうとするから、図や式など「紙を使うこと」ができてない。
こういう子は5年生の前半まではポテンシャルでなんとかなります。
親や先生が「図を書きなさい」「式を書きなさい」と言っても
「だって、できてるからいいじゃん!」
と反発して終わりです。
でも、5年後半くらいから6年くらいにかけて問題が複雑化してくると、脳内だけで処理できなくなります。
そしてできなくなる。
だけど、ここまで図式を書かずに来たので、「図式を書く技術」が身についてないです。
という負のスパイラルに陥るわけです。
以前の動画でも述べましたが、保護者が「図と式を書きなさい!」叱っても聞くわけがない(笑)
ただ、こういう子は簡単です。
先生が圧倒的な力を見せつけて、「そうか、図と式を書いた方がいいんだ!」と改心させることです。
授業で質問してきた問題に対して、僕は図だけを書いて見せます。
「あとは自分でやってごらん」と
すると、するするっと解けるんです。
#もともとの素質はあるから
そうやって、図を書いた方が結局のところ楽になるということを実感してもらいました。
この時、彼に言ったたとえ話を今でも覚えてます。
「君はね、ボクシングに例えると頭脳という右手ばっかり使ってるんだよ。そして紙に書くという左手を使ってない。
『俺は強いんで、右手だけで勝ちます!』って言ってるボクサーみたいなもんだよ。それで勝てる?」
「いや無理です(笑)」
と笑っていました。
この会話をしたのが12月に入るかどうかのころ。
そこから改心して、小林先生の指導の下、メキメキと図と式を書くように成長しました。
こういうタイプは短い期間でも、劇的に伸びることがあります。
青雲中受かって良かったね!
ちなみに、以下の動画はお母さんの相談に乗って話した内容を後からYoutubeで再び喋ったものです。
1ポイントアドバイス 算数ができない子は○○と××をしない!
そうそう体験記の中でTくんが言ってる、『濱崎先生の「駄作で点を取れ」を合言葉に青雲の試験の記述を書ききることが出来ました。』という言葉は、↓の動画でアドバイスしてます。
#島本先生ありがとう
#吼えろペン