【1ポイントアドバイス:小6秋から大手塾を信じて良い人、信じてはいけない人】
【1ポイントアドバイス:小6秋から大手塾を信じて良い人、信じてはいけない人】
【1ポイントアドバイス:小6秋から大手塾を信じて良い人、信じてはいけない人】
今回のタイトルなかなか刺激的だと思うんですよね
で、最初にちょっと言いたいんですけど、大手塾を信用していけない人って話で言うと
基本的に僕は大手塾批判をしたいつもりじゃありません
大勢の生徒を集める集団授業をする塾なのでどうしてもこういうことって構造的に起こってくるよねっていう話だし
ぶっちゃけそれはその塾が悪いわけじゃないと思うんですよね。
ただ逆に僕は個別塾なんでね一人一人の生徒さん保護者さんを見てその人たちのためのベストを提案してきた経験があるので
そうすると信じない方がいいっていう選択肢もありえるよねって話を今日はしておきたいと思います。
秋以降の話ですが、これから受験が激化する最後の最後の追い込みの時期に自分が今まで2年3年通った塾を信じるなとはどういうことですかと
信じるに決まってる、というその精神的な気持ちはよくわかります。
正確に言うと、カリキュラムを信じるべきかどうかって話です。
カリキュラムを信じていい人とは
先に結論言うと、信じていい人は勝ち組です。
勝ち組と言い方は良くないかもしれないけど、
偏差値で50より上とか、」55とか以上にいるとか60とかあたりの上位の方にいて
さあ今から自分の受けたい難関校に向けてどこまでいけるかなっていうのを頑張りたい人は、
ご自分が通ってらっしゃる大手塾のカリキュラを信じて最後まで塾から課される課題とか宿題をやったり、プリントやったりとか、
多分その志望校別に対策講座みたいなやつもあると思うので、それをゴリゴリゴリ受けて、しっかり頑張っていったらいいと思います
なのでそういう人たちは問題ないです
偏差値で言うと50より下の基本的なことをしっかり身についてないよねっていう感覚のある人は信じていけないというよりも、
与えられたものを、「これをやればいいんだ。これで私受かるんだとこっから成績がバーンと上がる。」みたいな夢を信じて頑張るのはちょっと実は気をつけた方がいいと思います。
最初に負け組とか言い方しましたけど
まず、仮にお子さんが中学受験偏差値45だとしても、
あんまり「うちの子できない」と「うちの子ダメだ」って言ってしまう親は、まず反省です。
これが常識になってて塾に行ってたらそういう子が多いから常識になってるんですけど
小学生が、
週に3日も4日も塾に行きその合間の日も宿題に終われて
場合によってその合間の日に、僕みたいなところの個別塾に
習いに来たりというほとんど休みがない生活をもう2年も3年もやってるわけです。
だから、これははっきり言うとその負荷と自由時間の無さから考えたら懲役刑喰らってると思った方がいいです。
なので、仮に成績が出てなかったとしてもまずその懲役刑にちゃんと耐えてるだけで偉いっていう風に褒めてあげた方がいいと思います。
まずそこへの我が子へのリスペクトを持った方がいいと思います。
ただデータ的にはちょっと負けてるから、負け組とかできないみたいな表現を使いますけど
本当に中学受験をやってる人ってのは、各学校で普通にやってる学校のテストが、当たり前にできて簡単すぎてしょうがない人が集まってきて、
その人たちが競う競技なので
野球で言うと部活レベルの野球じゃなくて甲子園みたいな世界なんですよ。
だからそこの中で、戦ってるだけですごい。
多分中学受験で偏差値45だとしても多分高校入試だったら偏差値55とか60ぐらい行くと思います。
多分偏差値10とか15ぐらい足した方がいいと思います
そもそもいる人たちが異常な人が集まってる競争なので、その中で真ん中ぐらいにいるだけで実は結構すごい人なんですよ。
ついつい、順位で、1万人中6700位だったら下の方だと思ったりするかもしれないけど
そもそもその入試をしようと思って、カリキュラムをちゃんと毎週こなせてるだけですごいです。
だからまずそこに1回リスペクトを持ってください。
その上で今の状態が偏差値45だったら、
うんこれでいいよっていう人もいるかもしれないですけど
やっぱり、少しでもいい成果を出したいと思います。
多分今の自分の現状でそのまま行けるとこには満足せずに、やっぱりちょっともうちょっと上を狙いたいみたいな欲があると思うので
欲が深すぎちゃいけないけど、ちょっとだけその欲を、叶えるコツを、教えたいなと思っております。
「信じるな」とはどう言うことか
じゃあなんで信じていけないかっていうと、
例えば社会を例にとりましょうか、。
実は、僕は、昔から社会は問題集解くなって言っています。
問題集解けばいいと思ってるやつバカだって言ってて
もっと言うと問題集は解いてもいいんだけど、解くためには資格がいるって、言っています。
資格がないやつは問題集なんか解くなと僕はいつも言っていますが、
どういうことかと言うと、
例えば室町時代の範囲で考えてみると
室町時代には室町時代何年から始まったのとか、初代の将軍の名前、足利尊氏とか、何で室町って言うんですかとか、3代目の将軍は誰ですか義満ですよね。義満何しましたかとか、南北朝の合一しましたとか、日明貿易をしましたとか、あるじゃないですか
そういう基本的な暗記を実は一切しませんと授業だけふんふんて聞いて説明のページパラパラパラと見て、できた!とか言って問題集解きだす奴がいたらちょっと待って思います。
結構な人が問題集解くのが勉強と思っていますが、違います。
社会はまず基本的な暗記をしっかりすること、理解し暗記することが大事です。
極端なこと言うと、暗記がしっかりできてればその説明ページ全部チャックペン塗りまくって、全部の用語答えられるようになってたら、問題集なんかいりません。
暗記しっかりできてたら、問題集っていうのは、あくまでもそれをどういう形式で聞いてくるのかに慣れるための最終実践挑戦のようなものです。
なのですが、じゃあそこまでの、足利尊氏の名前も覚えてないとかのレベルの方が問題集解いたって社会できるようになりません。
そういう子はまずちゃんとその暗記をやるべきです。
だから、皆さん勉強何のためにするかとか勘違いされる方が多いので問題集を解くことが勉強だと思ってるのが違います。
あくまでもテストで再現できる実力をつけることが目的なので、
この場合、社会はまずちゃんと暗記をしっかりしておいてからの話です。
結局そのまま負け組というか、基礎ができてない人は往々にして、
社会で言うとこの暗記がしっかりできていない、地名をしっかり覚えていない基礎的な知識が入ってない状態の人です。
じゃあ、なんで大手塾のカリキュラムを信じてはいけないかっていうと
大手塾は
もちろんこの小6の夏までに全カリキュラムしっかりやります。
だからしっかりついて勉強してくれれば受験生で大事な基本的な力はついてるはずですと、力をつけるように教えてます
これはある意味それにこなせてない人が悪いのですが、
もちろん夏で思いっきり総復習もします。これでもう基本はしっかり完成しますよね。
完成してない人に付き合ってる暇はありません。
実際その偏差値60とかね55とかねのいわゆる勝ち組の人はちゃんとその実力ついてきてるわけですから
そうするとその基本的な力がついた上でじゃあ自分の受けたい学校の問題形式に
ちゃんと自分がそのフィットできるかとか、もしくはそういう難しい学校が出してきそうなさらなる難問に対応しないといけないとか、そういう実践でのいわゆる入試本番での対応力を磨くための練習をしていくわけです。
これは、力がある人だったら超有意義です。
やっぱりその本番に慣れていかないといけないし学校ごとに出題の傾向も違ったりするので
やっぱりその基本があった上で最後に勝ちきるための各学校とかそういう難関校に向けた仕上げをしていかないといけないのがこの時期です。
ところが、さっき言ったようにその例えば室町の名前とか覚えてないみたいなレベルの人が
そういう仕上げの難関校向けの勉強やったとこで内容が合っていません。
そういう人は、野球に例えて言うと
実際の試合のピッチャーは150キロの高速って投げてくると
プラス、シンカーだ、スライダーだ、カーブだといろんな変化球も投げてきますと
じゃあそれに合わせた球が飛んでくるマシンがあるので練習しましょう。
これは試合に出て勝負できるレベルの選手をやった方がいいのです。
ところがさっき言ったそレベルがその基本的なことができてない人ってのは、
野球で言うと実は120キロの球ぐらいしかまだ
打てないような状態です。
でそういう人が、あの実は140キロとか150キロ飛んでくるマシンで練習してもどうせ空振り三振するばっかりなんです。
なので、実はその人たちにとって150kmマシンで練習するっていうのは時間の無駄です。
むしろそのレベルの人だったらすぐ試合出れないかもしれないけど120キロ
が打てるかどうかなら120キロちゃんと打てるための練習する
ここで言うなら社会でちゃんと基本的な暗記ができてないのならそこをしっかり全部暗記しきる
それをやってからです。
このずれてる状態は効果がありません。
大手塾のカリキュラムで勝ちきる軌道を描いて勝ち切れる方はいいですが、
そこに乗れてない人っていうのはちょっとまてと、
現実に今の自分の能力というのはこの大手塾の秋からの実践練習の戦いに入ってても何も効果がないってことを認識した方がいいです。
だからそういう人は信じちゃいけない人で
例えばつるかめ算の基本をわかってない
ならつるかめの基本をやる。
もう分からないなら
誰か個別に教えてくれる人に習うとか
社会の暗記できてないならむしろ問題解くよりも
暗記しっかりやる。
理科の暗記分野もあると思うのでそういうのやりきるとかですね。
国語は、国語は問題解くことによってその力つくので別にやってもいいですけど
ただあまりにもレベルが違いすぎてもわからないで終わってしまう可能性もあるので。
やっぱり適切な実力に合った内容があります。
だから僕が信じるなっていうのは、
諦めろもう受験生としての失敗だって言いたいんじゃなくて
ちょっと負けてる状態の人は自分がそういう状態であるってことをちゃんと認識して
その社会の暗記しっかりやろうか、もう全部しっかり覚えようか、算数の基本的な過去問題を全部わかるにしようかとかって、
そういうのやった方が結局、成功確率が上がります。
それである程度基本が完成して
やっとこれは問題解いてもいいなってなったら実践演習やったりとか過去問やればいいと思うので
まず、
過去問やるためには過去問をやるための学力必要なので
学力ない人が過去問やっても無駄です。
なので、「なんかみんなが過去問やってるから」って焦る人いますが、
まず自分の子の実力を見つめてちょっと実力が足りてないタイプの人は
自分の子にあったそのレベル感のもの基礎ができてないなら基礎をやる
暗記できてないなら暗記やるっていう風に
思いっきり時間と労力を全振りした方が結果的に結果が出ます。
その辺りを捉えてもらえたらと思います。
浜崎アカデミーでは
最近うちの塾このYouTubeの効果のおかげで結構好調でして正直僕も
あんまりこれ以上授業したくないのですが
例年ね、やっぱりひどい人で10月とか11月に駆け込んでくる人いるんですようちの塾で。
それでもなんとかなってしまいます。
広島の中学だったらそれでもなんとか真ん中ぐらいの学校に入れたりすることもあるのです。
それは何でかって言ったら今言ったその人のレベルにあった足りてないところを徹底的にやるからです
だから逆に言えば今負けててもまだ夏休みがありますよね
夏休みと秋を全部費やしてその人の足りてないところにフォーカスして
そこを教えてくれる優秀な家庭教師とか個別指導塾みたいなところで補ってもらってその足りてないところをグァーってやると
実は今よりも順位が上がったり偏差値が上がる可能性はあります
だからそこでみんなが過去問やってるからとかみんなが実践し、やってるからっていうのを盲信して信じずに、
ある程度自分の方やばいなと思ったらそれに合わせたことをやるっていうのをやった方がいいかなと思っております
頼ってくれたら
授業は多分できると思います
9月でうちの塾多分、時間割を組み替えるんですけど
それを超えると僕も無理です。
絶対にあの今いる人ですら全員授業できる自信がないので。
別に僕じゃなくてもいいので
そういう信頼できる先生につけて
お金余計にかかりますけど
その自分のねお子さんに必要なことに絞ってやってみたら
案外ガラッと変わったってこともあると思います
そうするとお子さんもそのできるようになったってことでその達成感を得て、
ちょっと自己肯定感も増してメンタルが良くなって顔が明るくなったりするので、
ちょっと今負け組だなこのままじゃやばいなっていう人は
勇気を出して1回みんなと同じことをするのから降りてみるっていうのも良いと思います
という話でございます。
hamasakiacademy1