【質問にお答えします:幼少期教育何やったらいい? 「高学歴親という病」】
浜崎アカデミーは、広島県の横川にあります。
中学受験から大学受験までサポートしており、中学受験では、広島県に限らず多数結果を出しています。
県外の受験も対応しており、県外の生徒もオンライン授業で参加可能です。
また、国語の徹底的な記述指導や算数・数学の答えを教えない授業が特徴です。
【質問にお答えします:幼少期教育何やったらいい? 「高学歴親という病」】
【質問にお答えします:幼少期教育何やったらいい? 「高学歴親という病」】
今回は、小学校低学年の頃にやった方がいい家庭での勉強や勉強以外のアクティビティについて話します。
私は、よく才能という言葉を使って、みなさんを絶望させるような言い方をします。
それは、小学校4、5年生がうちに来て、この子はこのくらいの素質があるなというのに、あまりにも差があります。
1を教えたら10を知るタイプもいれば、一つずつコツコツやっていくタイプもいます。
これらを総じて、「才能」と呼んでいます。
決して、生まれ持った遺伝的形質を含めたものを、才能と呼んでいるわけではありません。
私のところに来るまでに、どっちのタイプになるか決まってきます。
ただ、幼少期の過ごし方次第では、どっちのタイプにもなりえますが、早期教育で全て変えれるとは思わないでください。
やっぱり、生まれ持った素質というのはあるので、早期教育は、ちょっとした可能性を増やせる程度です。
ここで、「高学歴親という病」という本を紹介します。
高学歴な親は、親ガチャでいうと、当たりだと思いますが、高学歴ゆえのリスクがあります。
よくみるのは、お父さんが医者で、お母さんの方はそうでもないという家庭で、
お母さんが、我が子を医者にしなければ私の失敗だ。私の責任だ。と思い込んでしまい、肩の力が入って、
逆に、子供にマイナスな影響を与えてしまっているものです。
やりすぎは良くありません。
本の紹介
本の紹介に戻ると、
早いうちにやればいいじゃないか、と5歳児にsin、cosを学ばせる家庭もあるそうです。
作者曰く、これは間違っています。
脳には育つ順番があり、体の脳が0〜5歳で、人間らしさの脳が1〜18歳、社会の脳が10〜18歳で、段階的に成長します。
そもそも、ヒトは原始的な生き物なので、脳の高次的なところが発達しているとは言え、生き物であることからは逃れることはできません。
ビルを建てたりというのは、ここ数百年の歴史で、数千年前は、原始人で荒野を走り回っていたわけです。
私たちヒトは基本的には、原始人の脳です。
この原始人の脳で社会生活を送っているから、不具合が生じているのです。
そして、この原始人の脳と呼ばれる脳は、体の脳のことで、
みなさんは、この体の脳が成長する0〜5歳の時期を軽視しすぎです。
じゃあ、何をさせればいいのかというと、
それは、早寝早起きと、朝ごはんを大事にすることです。
ここをしっかりできていないと、後ろに続く、人間らしさの脳や社会の脳が働かないので、
5歳児までは、立派な原始人を育て上げるのが良いです。
そして、学校で習う勉強以外の知識欲がある子に育てる。
幼少期にやっておくといいことは、子供の興味を邪魔しない、自己肯定感を高めることがいいと思います。
学校の勉強なんて、どうせ後でやるので、幼少期という貴重な時期に勉強はしなくていいです。
勉強より、本物に触れるという体験とか、子供が興味を持ったものを邪魔せず応援するだけでいいと思います。
hamasakiacademy1