第1回YouTube国語指導

要約

この動画では、なるちゃんがYouTubeを通じて国語の添削指導を実演し、視聴者から寄せられた文章を取り上げて改善点を指摘しています。第1回目のテーマは日記や作文を対象とした具体的な文章指導です。なるちゃんは、添削を通じて表現の精度、論理構成、そして読者に伝わりやすい文章の書き方について解説しました。

最初に取り上げられた日記では、文の構造が曖昧だったり、主語と述語が一致していなかったりする箇所が指摘されました。例えば、「今日はブレイクタイムで遊んだ後、お菓子を食べました」という文章に対し、主語が明確でない点や文が冗長になっている点が修正されました。特に「デスマス調」や「ダデアル調」の統一性が重要であり、どちらか一方に揃えることで読み手に与える印象が整理されると述べています。

次に、日記の内容が単調に「やった」「食べた」「遊んだ」といった単純な表現で繰り返されている点が指摘されました。なるちゃんは「具体性」と「説明」を追加することの重要性を強調し、何をどのように行ったのか、どんな気持ちだったのかを文章に盛り込むことで、読み手に情景や意図が伝わりやすくなるとアドバイスしました。

また、作文に見られる「時系列の混乱」も取り上げられました。物語や日記では時系列の流れが重要であり、過去の出来事や現在の状況が入り混じると、読者が混乱してしまいます。そのため、時間の流れを整理し、段落を分けることで読者に分かりやすく伝える工夫が必要だと説明されました。

さらに、表現力の向上には「自分の感情や考えをしっかりと書き出すこと」が大切だと述べています。単に事実を列挙するだけでなく、その時に感じた気持ちや背景の説明を加えることで、文章が豊かになり、読み手に深い印象を与えることができるとアドバイスしました。

動画の中盤では、文法的な誤りについても触れられました。特に「やった」「言った」といった動詞の繰り返しや、主語と述語の不一致などが散見され、それらの修正方法が具体的に示されました。また、間違った表現を修正する際には、正しい例文を示し、比較することで理解を深めることができると指摘しています。

最後に、作文や日記は「何を書くか」よりも「どう書くか」が大切であるとまとめています。文章を書くことは単なる作業ではなく、相手に自分の考えや気持ちを伝える手段であるため、読み手の立場に立って分かりやすく書く意識が重要だと述べました。

動画の締めくくりでは、なるちゃんが「挑戦することが素晴らしい」と視聴者を励まし、文章を書くことを楽しみながら続けるようにとメッセージを送りました。また、YouTubeでの指導を定期的に行うことを告知し、さらに改善された文章を送ってほしいと呼びかけました。

この動画は、国語力を向上させたい学生やその保護者にとって実践的なアドバイスが満載であり、文章を書くことの大切さと楽しさを改めて感じさせる内容となっています。

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次男がやらかしました(笑)

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