地獄に落ちる天才型への対処法
地獄に落ちる天才型への対処法
質問:暗記を嫌がる子の将来
うちの子は学習面が拙く、嫌い・苦手な分野(国語の漢字、理科・社会の暗記)は「やりたくない」と頑なに手をつけず、他の子が安定して取れる基本点を落とします。一方で、選り好みしながら宿題をこなす程度でも偏差値は50前後なので、自覚が芽生えればもう少し伸びるのではと期待しています。
地獄に落ちる天才型
はい、期待しましょう。いやいや、質問なので、あなたの現状を書かれても、で、だから何を質問したいの?っていう話ですけど、おっしゃる通りだと思いますよ。
ただ、問題なのはこの手のパターンの人はですね、国語の漢字、理科、社会なわけでしょ。で、これね、もうね、よくいるね、地獄に落ちる天才型なんですよ。
努力から逃げている
これはもうよくいるんですよ。だから、結局その努力が必要な部分を嫌ってるんですよ、この人は。安定して取れる基本点って書いてるんだけど、要は覚えれば済む部分から逃げてるんですよ。
で、そこから逃げてる。要は漢字とかは点取れてないのに偏差値50取るってことはですね、元々の地頭がすごくいいんですよ。だから努力はしないけど、その場で考えれば算数とかは解けちゃうから、本人からすれば算数は好きと。
このタイプの世界観
勉強=労力をかけずに褒められるもの
この人の生まれ持ってきた世界をイメージしてみると、小学校の時から元々の地頭がいいから、ちょっと考えれば勉強できちゃうわけですよ。だからこの人にとって勉強ってのは、労力かけずに結果が出せて、みんなに褒めてもらえるものっていう世界に見えてるんですよ。
で、漢字とかみたいなやつは頭が良くても、地道に努力しないとできないじゃないですか。そうすると、こういうなんか、この頭の良さで何とかしてきてる人にとっては、労力をかけずに結果が出て褒められるものが勉強だから、労力をかけないとできないものに頑張ろうって気にならないですよ。
思考力100、努力する力30
実はこの人は思考力100の、努力する力・頑張る力が30なんですね。なんでなんですね。で、しかもそれはだからその、何て言うんだろうな、その思考力あるが故に起きてしまう落とし穴なんですよね。
考えれば済むじゃん、で、考えて済んできてしまうことが多いわけですよ。で、この手のタイプの人だから、自分の思考力が届かないような難問になったら粘れません。
さらなる危険性
図や式を書かない問題
あと気をつけないといけない、これ何年生かわかんないんだけど、これが4、5年生ぐらいだったりすると、下手すりゃ算数とか理科も、図とか式書かなくてもなんか暗記でできちゃってる。
これね、とにかくね、考えたらできる人ってね、ぱっとできちゃうから、ぱっとできないことは嫌なんですよ、この人にとって。ぱっとできないことのストレス、イライラ感ってのはすごく大きいですよ、こういうタイプってね。
図とか式書くのを多分ね、地道にやらないんでね、6年生ぐらいの時に、図とか式書かないからね、その得意のね、算数とかもだんだん落ちる人になっちゃうんですよね。
どうしたらいいか
徹底的にやらせこむ
本当ね、この中学受験のタイミングで覚悟決めて努力する。だいたいこれじゃない、漢字無理って言うんですよ。無理じゃないですよ。1回やって覚えられないから無理って言ってたけど、3回やればいいんですよ。3回でもダメなら5回やればいいんですよ。
で、5回やったら結果が出るっていうのを教えるっていうのは、もうそこまでやらせこむしかない。僕ちょっとその自走モード派なんで、あんまり親が出しゃばるなって言ってるんだけど、誰か大人が出てきて、徹底的にその努力しきるまでは許さないみたいな環境においてですね、漢字は無理なんじゃなくてやってないだけだと。ここまでやればできる。だからやれっていうのを、やっぱ調教してくれる人がね、必要になってくると思いますね。
保護者では難しい
結構だからこういうタイプの人ね、今までもいました。広島の中学1年生だけど、結構だから本当ね、小6の秋ぐらいで僕が宿題出して漢字やらしたり、その社会の地道な、なんかこう平野とか川のなんか暗記する宿題出してね、授業何個も授業やってるじゃないですか、その前後でその宿題出したところをなんかこうね、隠してノートに書かせて、できてなかったら俺にばれるぞみたいな、許さねえぞってプレッシャーかけたら家でやるようになって、すごくお母さんから感謝されたっていう子、何人もいますので、まあこれ多分保護者がやれって言っても無理でしょうね。
なんかそういう上手く「やらねえとだめだぞ」っていう風に追い込んでくれる先生に出会って、そういう人にやるしかないみたいな環境に追い込んでもらうのがいいかなと思いますね。
最終的な順位
おっしゃるようにね、自覚が芽生えば、何かのタイミングでこういう人がね、努力ができる人になったら最強の人になります。だって、地頭いいんだもん。地頭良くて努力できる人なんだもん。
ただ逆の言い方するとね、地頭はそこそこでクソ努力できる人の方が上に行きます。その次が地頭がいいけど努力できない人で、まあ最後は分かってます、地頭も良くなくて努力もできない人、それはまあどうしようもないですけど、結局ね、努力もできる天才には、その亀さんタイプは負けちゃうけど、このうさぎさんタイプには亀さんタイプ、最終的に勝ちますね。
だから順位で言うと3位でフィニッシュする可能性もあるので、結構実はヤバいっちゃヤバいですよ。
まとめ
- 暗記を嫌がるのは「努力から逃げている」
- 地頭が良いが故の落とし穴
- 「無理」は「やってない」だけ
- 徹底的に追い込んでくれる指導者が必要
- 最終順位:①努力できる天才 ②努力する凡人 ③努力しない天才
