個別指導の先生に「もう一段階厳しく」をどう伝える?
個別指導の先生に「もう一段階厳しく」をどう伝える?
[質問17]
中学受験のため、六年からオンラインで一対一の指導を受けています。良い先生で、親の私は国語がわかるようになりました。本人にはもう一段階厳しく追い込んでほしいのですが、どのように伝えるべきでしょうか?相手は学生の女性講師です。
「どう厳しくしてほしいか」を具体的に伝える
まず、ただ「厳しくしてください」では先生は動きにくいです。厳しさの方向性が曖昧だからです。 先ほどのライブでも話しましたが、オンライン個別ではやってほしいことを具体的なオーダーとして伝えるのが効果的です。
おすすめのオーダー:「書いていないことを書かせる」
文章の裏を読む訓練が伸びを決める
例えば、「若い世代が減った。商店街が閉店した。」という文だけを読んで、 “なぜ若い世代の減少が商店街の閉店につながるのか”を自力で説明させる—— このような「文中に書いていない理由」を考えさせる練習です。
これは文章読解の核心で、子どもをしっかり“追い込む”訓練になります。 講師へはシンプルに次のように伝えてください。
「文中に書いていない理由や背景を、自分の言葉で書かせる時間を増やしてください。」
このオーダーは先生の指導技量も要しますが、効果は非常に高いです。
1対1指導の落とし穴も意識する
1対1の指導では、真面目な先生ほど教えすぎてしまい、子どもが自分で考える時間が減るという落とし穴があります。
理想は、問題を出して5~10分は黙って考えさせるスタイルです。 逆に、指導中ずっと声がかかると、子どもは“考えきる“経験が積めません。
そのため、こう伝えるのも有効です:
「本人が考える時間をしっかり取ってください。答えを急がないで大丈夫です。」
まとめ
- 「厳しく」ではなく、具体的な指導内容をオーダーする
- おすすめは「書いていないことを書かせる」指導
- 1対1では教えすぎの危険があるため、考える時間の確保を依頼
- “追い込む”とは叱ることではなく、考え抜かせること
