【難関校受験】開成・桜蔭国語 冠模試を信じるな:本質を突く記述力の鍛え方(後編)
一般的な模試の採点方法
SAPIXオープン型の採点
さっきのSAPIXオープンでもそうなんだけど、基本的に国語っていうのは、
- この言葉を書いてくれたら何点
- この内容を書いてくれたら何点
みたいな内容になっててですね、それに点数が振ってあるわけですよ。
なぜそういう採点になるのか
逆に言えば、なんでその言葉を書かないといけないかって言ったら、文中に言葉があるんですよ。
まあ文中に書いてないけどそこを手がかりに自分で書いてねって部分もちょっと出る時もあるんですけど、基本的にはその文中にあることなので、
悪い言い方すると言葉狩りになっちゃうんすよ。
言葉狩り戦略
だから、
「この言葉を書いてて欲しいんでしょ、どうせ」
みたいな、
「なんかこの言葉、採点項目になってるっぽいな」
とかっていうのをですね、切り貼りすれば、結構その辺はなんか、
- SAPIXで1万人とか何千人受けてるか分かんないけど
- 大勢を採点するんで
- 大勢の先生が採点するんで
やっぱり先生の主観で選べない、どうしても、
「この言葉が書いてあったら何点」みたいになる
ので。
部分点稼ぎの戦略
結局その言葉狩りじゃないけど、
- できるだけ採点項目に入ってそうな言葉を
- できるだけたくさん記述に入れて
- 得点取りましょうね
っていう感じなんですけど。
開成・桜蔭はそうじゃない
本質を見ている
開成、桜蔭はね、でもそうじゃないんですよ。
「この人本当にこの話の本質分かってるの?」
っていうのを見に来るんで。
私が生徒に言っていること
僕は実はそのうちの生徒に言ってるのはですね、
変なことを書くな
と。
変なこととは
変なことっていうのは、なんかさっき言ったように、
- 言葉狩りの採点だったら
- できるだけたくさんの要素をぶち込んでおけば
- 外れても減点はない
- 入ってれば加点される
っていう、そんな仕組みなので、たくさん要素とか言葉を詰め込んだ方が有利なんだけど。
開成・桜蔭の先生の視点
多分開成・桜蔭はそれやると、
「こいつ本質的なこと分かってないけど、なんか部分点を掠め取ろうとして、なんかコスく、分かってもねえのになんか文中の言葉を入れてきてんだな」
と、
「理解してないやつだな」
「お前に点数なんかやんねえよ、お前うちの学校の敷居またぐな」
と、
「この文章の本質分かんない奴だって、この回答が言っとるわ」
と。
私の推測ですが
これ僕その先生に聞いたわけじゃないんで、僕は**「その先生たちはそうするだろうな」っていう基準**でめっちゃ喋ってるんですけど。
開成の模範解答を見た衝撃
入試問題を学校で買える
でも実際、昔ある生徒が開成の入試の当日に行くと、開成の学校で入試問題を買えるらしいんですよ。
で、その開成の学校で買える入試問題には、開成の先生が作った模範解答が載ってるんですね。
小便ちびりそうになった
で、その模範解答を僕見たんですけど、小便ちびりそうになるぐらい回答が短かったです。
「えっ、これでいいんですか?」
みたいな。
一言で本質を突く
じゃあこの一言で本質をズバッと当てに行って、ずれたらもう死ぬじゃん、みたいな。
っていうぐらいなんかもう、
- 松本人志の笑いじゃないけど
- 一言でボソッと言って、ぶわっとみんなを笑かすように
- 一言で本質をエグってくれ
みたいな。
まあ1文で本質をエグってくれ、みたいな。
方向性を示しているだけかも
まあ、もしかしたらそれは方向性を書いてるだけに過ぎないかもしれないんだけど、
- この要素とこの要素とこの要素を書いてもらって
- 合計でこれです
みたいなもんじゃなくて、
「この聞いてることの本質は何?」
「何が聞きたいの?」
「何がこの話の本質なの?」
っていう、本質を答えろっていう試験なんですよ。
採点の実態
複数の先生の主観で採点
だから、やっぱ開成とかも、ある意味でいったら、
- 複数の先生の主観で
- こいつは分かってる、分かってないっていうのをチェックして
- 点数を付ける
らしいのでですね。
文中の言葉を使わない方がいい
そういう意味で言うたら、僕はその開成とか桜蔭はですね、
わざと文中の言葉を使わない方がいい
と思ってます。
なぜか
使うと開成の先生も、
「分かってねえけど、文中の言葉の切り貼りでこいつはやってるかもしれないな」
って疑われるんで。
理想的な回答とは
僕だったら
- 自分の言葉で
- まあまあ少なくとも自分の言葉と文章の言葉をミックスするぐらいのことをして
「これってこういうことですよね」
っていうので、
「あ、そうそうそう!そういうこと、そういうこと!」
っていう風に相手の先生に言わすような回答を書くのは、僕は理想だと思ってます。
模試の模範解答への疑問
本当にそれでいいの?
で、じゃあ今その話をした上で何かといったらですね、残念ながら模試の模範解答とかを見てると、
「えっ、本当にそれでいいの?」
って僕から見たら思う回答もあるんですよ、実は。
本質で採点していないのでは?
で、そんな回答書くぐらいだから、今言った本質をえぐってるかどうかで採点してないんじゃないかなっていう気がするので。
ちょっとね、僕、生徒が持ってきた今のその冠模試の国語に関しては、
- 出題範囲の内容の深さ
- 設問の立て方
は非常にぽくて良いなと思うんですけど、
模範解答がちょっとね、「え、これでいいの?」っていう模範解答だったりする時がある
ので。
要素の言葉で採点している可能性
あの模範解答で採点してるってことは、ちょっと本質よりは要素の言葉で採点する寄りの模試になってるんじゃないかなっていう懸念があるんですよ。
だから、いわゆるそのSAPIXオープン型の
「この言葉があれば何点」みたいな採点に近い
んじゃないかなって気がするのでですね。
冠模試で高得点でも油断するな
本番で評価を下げられる可能性
あれで高得点取れたとしても、本番でその開成とか桜蔭の回答欄に似たようなのを書き込むと、
「あ、こいつなんか要素をいっぱいに詰め込んだような部分点取りに来とるわ。こんなやつ、うちの学校来てほしくないわ」
っていう風にバーンと評価を下げられちゃう可能性がある
のでですね。
他の教科は大丈夫
だから、他の教科は分かりませんが、まあ他の教科はね、そんなことはないと思う。
- 算数とか理科とかでもね
- 答えがばらつくことないんで大丈夫だと思う
んですけど。
国語だけは注意
ちょっとね、国語に関しては本当に本質を突けてるのかどうなのかで採点してないんじゃないかなって気がするので、
あれでいい点取れてても、参考程度にした方がいいかもしれない。
正しく測ってくれる模試は存在しない
どこにもない
で、結局じゃあそれを正しく測ってくれる模試とかっていうのはどこにも存在しないんですよね。
私の言ってることも間違ってるかも
で、僕の言ってることもまあまあ間違ってるかもしれないってのはあるんですが、
まあ一応私はあの国語力のおかげで一応東大行った人間なのでですね。
今日も東大オープンの模範解答に…
模範解答にキレてる
そういえば今日もやってたな。今日もね、東大オープン模試かなんかをね、生徒に持ってきてもらってね、模範解答見してもらってますんですけどね。
「これでいいのお前」
って言って、なんか模範解答に僕キレてて。
生徒に説明して
まあその生徒に「こうでこうでこうでこうで」説明して、
「もう分かった?」
って言って、
「分かります」
と。
「その観点でこの回答を見てみてよ。ちょっとずれてない?」
って言ったら、
「そうですね」
って言ったんで。
絶対に正しいとは言わないけど
まあ僕の感性が絶対に正しいと言わないんだけど、
「いやでもこれでいいのかな?」
ってのがあったりするんすよね。
開成・東大・桜蔭タイプは難しい
本当の意味で採点できる先生がいるのか
だから本当ね、開成、東大、桜蔭タイプは難しいです。
あれは本当の意味で採点、まず、
「あなたのお子さんが書いた回答を本当の意味でそれチェックできる先生いるのかな?」
っていうのがあるのでですね。
手前味噌で申し訳ないが
ごめんなさいね、ほんとだからもう、手前味噌で申し訳ないし、じゃあそれ申し込まれても受けるかどうか分かんないですけど。
「どうしたらいいの?」
って言ったら、まあ僕にチェックさせてくれたら、
- 「あ、これはなんか本質突いてるなあ」
- 「ああ、これはもうなんか部分点狙いに行ってて、本番でハネられるな」
とかっていう、僕なりの判断では言えます、はい。
絶対の確信を持って送り込めない
なのでですね、この国語に関しては本当に難しいし、だから僕もね、絶対の確信を持って生徒を送り込めないんですよね。
でも受からせた実績はある
2025年2月に桜蔭合格
ただ、2025年2月の入試で1人桜蔭受からしたんで。
やっぱり本質を突く力
結局はやっぱりでも、
- 言いたいことの本質をしっかり考えて
- それを言語化して
- どこにも書いてなければ、自分の言葉でそれを説明する
みたいな能力が求められる。
やっぱ本質を突く力ってのは求められるんで、本質を突ける人に育てておくことがやっぱり一番大事かなと思ってね、日々指導にあたってます。
今指導している子は
だから今ちょっとね、桜蔭狙ってる教えてる子はね、まだその本質を突く力が甘いんだよな。
もっと鍛えねば、と思ってるんですけどね。
まあ一応受からした実績もあるんでね。
