【難問の解き方】
ちょっと備忘録を兼ねて書いてみます。
中3の子の入試問題を教えてて言った言葉です。
ひねった応用問題を解くときに諦めてほしいことがあります。
それは
一発で答えを出すことです。
例えば、「○○の面積を求めなさい」という問題があったとします。
そのためには、底辺の長さが必要です。
高さの長さも必要です。
でも、それも単純に算出できません。
そのために、相似をみつけて、比から長さを出す必要があったりします。
こんな感じで、難問を解くためには何段階ものステップを解かないといけません。
それを覚悟してくれたら、有効なアドバイスがあります。
「あ!ここだったら計算できる!分かるぞ!」
というポイントを探してください。
イメージで言うと、厳しそうな険しい山の麓で登山道をの登り口を探す感じです。
「あ!ここに道があるぞ!」
と見つけられたら、後は大丈夫です。
道は続いてます。
「これが分かったら・・・ あ!これも計算できるぞ!」
と、次にやることが見つかります。
これを繰り返して、最終的な答えが見つかります。
そばから見てて、「どうやって解くの?」と思う難問も、解ける人は最初から解いてないんです。
ただ、一歩目の「登山道の入口」を見つけてるだけです。
いつも言ってることですが、「急がば回れ」です。
「答えを出そう。正解しよう。」と「結果の奴隷」になるのではなくて、
「ここは分かるじゃん!じゃあやってみよう! あ!次も思いつくぞ!」
と、いう風に「プロセスを楽しむこと」が結果的に最短距離なんです。
もうすぐ大学の二次試験と高校入試ですね。
難問で心折れそうな時は参考にしてみてください。