[1ポイントアドバイス:こなすことが目的になっていませんか?〜毎回新しい問題を持って来ないでください〜]
浜崎アカデミーは、広島県の横川にあります。
中学受験から大学受験までサポートしており、中学受験では、広島県に限らず多数結果を出しています。
県外の受験も対応しており、県外の生徒もオンライン授業で参加可能です。
また、国語の徹底的な記述指導や算数・数学の答えを教えない授業が特徴です。
[1ポイントアドバイス:こなすことが目的になっていませんか?〜毎回新しい問題を持って来ないでください〜]
[1ポイントアドバイス:こなすことが目的になっていませんか?〜毎回新しい問題を持って来ないでください〜]
今回の動画はうちの塾生の見て欲しい動画です。
何を伝えたいかと言うと「毎回国語の新しい問題を持って来ないでください」です。
もちろん、そのやり方が適している人はいますが、3人に1人程度です。
毎回新しい問題を用意しようという発想が間違っています。
なぜ間違いなのか説明します。
私の授業では、基本的に深く考えさせて考えないといけないような記述問題を口頭で出す。
そして、その解答によってその子の理解度を逆算して、次の質問を考える、と言う授業をしています。
その理由は、ほとんどの子が話を全然読めていません。
字を目でなぞっているだけです。
そのせいで、話の展開が読めていません。
だから、一つ一つ話の流れを理解していないと答えれない問題を出すことによって、少しずつジリジリと理解してもらうやり方をしています。
このやり方だと、一回の授業で9行しか進まなかった、1ページしか進まなかった、ということがざらにあります。
文章の冒頭だけしか理解していないのに、次の授業で新しい文章を持って来られると、冒頭しか理解していない文章が増えるだけです。
極端な例ですが、2ヶ月間同じ文章をやっている生徒もいます。
一回の授業で一つの文章をやってくれると誤解している人が多いですが、それは違います。
国語には単元がないので、ちゃんと文章を論理的に理屈を追いかけるとはどう言うことなのかを一緒にやりきりたいです。
毎週新しい問題を終わらせてくれると言う期待をしないでください。
このような期待をすると言うことは、保護者の方が、こなすことが目的になっている証拠です。
「100個やりました。でも頭に入っているのは0個です。」と言うことが起きるよりも、
「100個中20個しかできませんでした。でもそも20個はちゃんと頭に入っています。」のほうが力になります。
毎週、文章の冒頭だけの理解でいいと言う方は、毎週問題を変えてもいいですが、しっかりやってほしのであれば、耐えてください。
hamasakiacademy1