国語の勉強法を教えて下さい⑤採点基準を予想しよう
さて、ここまで読んでもらえれば国語の採点が客観的な基準でされていることが分かったと思います。
満点を取るためには、設問を作った人が事前に設定した基準を全て回答に盛り込まないといけません。
実は、結構大変です。
もし、お子さんが記述問題で△をもらった場合は「まあ、いいか次は〇もらえよ」と済まさないで下さい。
「どの要素が足りてて、どの要素が足りてないから△になったんだろうか?」と分析する癖をつけて下さい。
国語のテストに望む人は当たり前ですが、満点の〇が欲しいと思います。
そのためにはこうして下さい。
設問を作った人は、何と何と何を採点基準としているか予想する。
予想したら、その全ての要素を入れて下書きする。
当然字数をオーバーするだろうから、苦労して言葉を削って制限字数に入る回答を書く。
時に、字数の関係から予想した要素のうち一つ二つは捨てる必要が出てくるかもしれません。
このくらいの手間をかけてやっと記述問題は満点がもらえる(かも?)ものです。
これを意識しないで、できてしまう人も時々いますが。