中学受験 テストの後のお直しは必要なのか? #勉強法 #中学入試 #親への説教 #浜崎アカデミー
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要約
この動画では、テスト後の「お直し」がどれほど効果的かについて議論されています。一般的に、テスト後に間違った問題を直す「お直し」を推奨する声が多いですが、なるちゃんはこのプロセスの過剰な重要視に疑問を呈しています。まず、彼はお直し自体が無駄だとは言わず、復習の一環として効果があることを認めています。しかし、それが「特別な効果」を持つとは限らないと指摘します。
例えば、算数の問題で間違えた場合、その問題を復習して解けるようになること自体は良いことですが、実際にはそれが元の問題集や授業内容の復習と同じ効果しかないと述べています。つまり、テスト後の復習と普段の勉強に大きな違いはなく、過度にテスト後のお直しを重視する必要はないというのが彼の主張です。
さらに、テストが終わってから復習するよりも、テスト前にしっかりと復習を行い、テスト後にお直しの必要がなくなることが理想的だと述べています。テストで間違った問題に対して復習するのは効果的ですが、それは単に問題に対する理解が不足していたからであり、テスト後に焦って復習するよりも、テスト前に万全を期すべきだと強調しています。
また、彼はテスト後に見直すべき点として、ただ間違えた問題を直すだけでなく、そのテスト全体から子供の現状を分析することが重要だと述べています。間違えた問題からは、どの部分に理解不足があるのか、どの分野が弱点なのかを把握するための貴重な情報が得られるため、これをもとに今後の学習方法を改善する必要があると指摘します。単に「お直し」だけに焦点を当てるのではなく、全体的な学習の流れや方法を見直すことが重要です。
テストの復習は、子供が現状どのレベルにいるのかを確認し、次のテストに向けてどのように対策を立てるかを考えるためのものです。テスト結果を見て点数が良ければ安心するのではなく、全体的な理解度や学習の進み具合を把握することが、より効果的な復習方法になります。
結論として、なるちゃんは、テスト後のお直しは確かに効果があるものの、それに固執するのは得策ではなく、日々の学習やテスト前の復習に力を入れるべきだと強調しています。また、テスト結果を通じて今後の学習方針を見直すことが重要であり、ただ「お直し」をするだけでは成績は伸びないとしています。