テスト直し続編 テストの結果は○○の法則で考えろ! 中学受験 大学受験

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要約

この動画では、テスト後の「直し」に関する考え方についてなるちゃんが語っています。多くの受験生や保護者は、テスト後に間違った問題を直すことが効果的な学習方法と考えていますが、なるちゃんはその考え方を再評価すべきだと述べています。彼は、テストで間違った問題を直すことは「表面的な対応」に過ぎず、学習に本質的な変化をもたらすためにはもっと深い改善が必要だと指摘します。

動画の中で紹介される「範費の法則」という概念は、元々製造業で使われる考え方であり、重大な事故の裏には数百の小さなミスや冷やりとする場面が隠れているという理論です。この法則をテスト直しに適用することで、テスト中に起きた間違いを「事故」と捉え、その裏にある原因や小さな見落としを分析することが求められます。単に間違いを直すだけでは、根本的な原因が改善されず、次回のテストで同じようなミスを繰り返す可能性が高いと指摘されます。

なるちゃんは、テストの結果を「一つの問題」として捉えるのではなく、それを引き起こした学習習慣や取り組み方を徹底的に見直すことが必要であると説いています。たとえば、問題を間違えた原因が理解不足や集中力の欠如であれば、それらを改善するための新たな学習プランを立てることが重要です。さらに、テスト結果を冷静に分析し、普段の学習態度を根本から変えることで、結果を本質的に向上させることが可能になると述べています。

また、なるちゃんは「直しを過信しすぎないこと」も重要だと強調しています。テスト後に一生懸命間違いを直しても、それが次回以降の学習に反映されなければ意味がないため、より広い視野で学習全体を見直す必要があるとしています。テストは普段の学習の一環であり、結果を通じて普段の取り組みを改善する機会と捉えることが、成績向上のカギであると結論付けています。

この考え方をもとに、視聴者には「テスト直し」の単なる手法に頼らず、テストの結果を日々の学習に活かし、改善すべき点を見つけて取り組む姿勢が求められると述べています。

 

 

 

トランスクリプト

(0:08) ゾンビになるちゃん (0:30) テスト直しに関する違う考え方。 (0:33) われながら何でテスト直しにこんなに違和感を感じるんだろうっていうのが言語化できたので、ちょっとそれをね、喋ってみようかなと思います。 (0:41) で、きっかけはね、この間、その人はもともと僕の友達なんですけど、息子の受験に関してテスト直しをちゃんとやってますっていう人がいてですね。 (0:50) テスト直しをちゃんとやってますの、この自信と言い切りっぷりがですね、ちょっと気に食わなくて正直に言うと。 (0:58) 何が良くないんだろうっていうのを言語化してみて、そういうことだったんだって自分でも気づいたので、皆さんの学びになるかなと思ってお伝えしたと。 (1:06) ですので、テスト直しをすればいいとか、テスト直しのテストのお直しみたいなものを申請してる人はこの話を聞いて目を覚ましてほしいし、向かってくる人はもう今から行かなくていいです。 (1:18) ただ、最後まで聞いてもらったら、中学受験とかをする人の普段の振る舞いが変わるんじゃないかなという話なので、意外と神回的な話になるかなと思います。 (1:28) で、この○○の法則っていうのはですね、反因利益の法則なんですよ。反因利益の法則。皆さん知らないですよね。 (1:36) 実はその方はね、僕の昔いた会社の友達なんですけど、反因利益の法則なんですよね。反因利益の法則。知らないよね。 (1:47) これ実はですね、製造業で有名な法則でして、いわゆるヒヤリハットっていう考え方を出してしまうんですよ。 (1:55) 要は事故が起きたときに、事故っていうのは氷山の上に浮いている一角だと。要は事故に至ってないけど、事故未遂がもっとあるはずだと。 (2:09) だから事故になる前に、事故らなかったけどヒヤッとしたみたいな事例がバーっと何十個かあって、その下にヒヤリハットがもっとあると。 (2:21) だから1個の事故の裏にはヒヤリハットが300あるっていうのを言い出したのが反因利益の法則、反因利益さんなんですよ。 (2:29) それに基づいて我々製造業の人たちは何かちょっとでもヒヤッとかハッとしたことがあったら、それを書き出して報告するっていうのは義務化されてて、一人何件みたいな義務があって、くだらないヒヤリハットもあるんですよ。 (2:43) なんか後ろ振り向いてああって言ったら上司だったみたいなの書いた行政社員も僕の同僚にいましたけど、ただ事故をなくすためには事故そのものをなくすんじゃなくて、その裏にある膨大な量のちょっとしたヤバかったよねっていうのを全部潰さないと事故は減らないよねっていう。 (3:03) これは有効だっていうのでいろんな製造現場に取り入れてるわけですよ。 (3:09) で、これがなぜこのテストのお直しにかかってるかっていうと、テストの直しでテストで間違えた問題ってのは簡単に言えば事故なんですよ。事故。 (3:17) 分かりますか。だから事故が起きたときにその問題だけ直せばいいかっていうのは事故の事例だけ直しとけばいいっていうのと一緒なんですよね。 (3:27) で、このようなレベルの問題でこのような間違え方をするっていうことは何か言いたかったら同じような他の問題でも実は勉強の仕方が悪いからちゃんと未習得なことがあるはずなんですよ。 (3:40) で、たまたまこの問題に選ばれたからそれが顕在化しただけであって、他の問題で実はヤバくてちゃんと習得できてないのにたまたま今回その問題に選ばれなかったから表に出なかったちゃんと勉強できてない部分ではもっとあるはずなんですよ。 (3:58) なので、テストの間違えた問題だけ直せばいいっていうのは事故った製造現場で事故ったときだけその対策を考えて事故りそうな他のものを対策しないっていうぐらい実はヤバいんですよ。 (4:12) だから僕はいつも言ってるようにテストが終わってから慌てて直すぐらいなら普段の振る舞いに直せっていうのが一緒なんですよね。 (4:19) だからテスト直しをしなくていいぐらい普段の振る舞いを見るべきだし、逆に言えばそのテストの問題はその表座の威嚇に過ぎないので、一番大事なのはそのテストの問題が間違えたのであれば、何で間違えたのかやり方が悪かったのか理解してないのか、むっちゃけ子供の頭が悪いからなのか、努力が足りてないのか時間が足りないのかいろんな要因があると思うんですけど、 (4:45) それを全部考え出して、その問題を直すことよりもその問題は間違えたということの裏にあるいろんな普段の振る舞いとか取り組み方とかいろんな要因を分析して、その結果、じゃあ今度からこういうふうに取り組み方を変えよう。 (5:03) なんならここはしょうがない、諦めよう。例えば、子供の頭が悪いのは変えようがないから、じゃあ努力の部分を変えましょうとか。逆に言えば頭が悪いんだったら応用問題捨てて、基本問題だけちゃんとやれよとかみたいに、テストっていうのは一番大事なのは間違えた問題を直すことよりも振る舞い方を変えるために使うべきなんですよ。 (5:24) なので、テスト直しは反因力の法則で取り組んだほうがいいよっていうのが今回の話でございます。コメント来てます。コメントやってみましょう。 (5:35) 反因力の法則職場で習ったことがあります。すごく大事なことを思ってます。そうですね。チーチさん、ありがとう。そうなんですよ。だから、逆に言うと、皆さんがテストのお直しをちゃんと完璧にやってます、でもうちの子の成績は変わりませんっていうのは、その問題ばっかり直して普段の振る舞いを変えないから、それは同じ振る舞い方したら同じ結果になるんですよ。 (5:57) なので、テストのお直しだみたいなことにこだわるのはやめてですね。もちろんテストの結果は無視しちゃダメなんですよ。テストの結果をちゃんと考えて要因分析して振る舞いに変える。 (6:11) 裏にある要素を分析してくる先生はありがたい。自分の中で気づけないことは。そうなんです。それは本当にその家庭じゃできないかもしれないから、うちの生徒だったらそうしますし、テストの結果っていうのを先生と一緒に考えて、その問題を直すことよりも、その問題から見えてきた問題から逆算できる普段の振る舞いを変えるべきなんですよ。 (6:33) 分かりますか。だから、テストの直しごときでやったきに何だこのクソバカかって話なんですよ。ちょっとごめんなさい。酔っ払ってます。酔っ払って、ゾンビで手が悪くなってるからなんだけど、本当そう考えたほうがいいので、テストの直しごときで何とかなると思うなよっていうのが今日の僕からのアドバイスでした。 (6:52) すみません、ゾンビなんで口が辛口なんですが、今日はテスト直しは範囲利比の補足でいけというのでお送りしました。皆さんの受験がうまくいくことを祈ってるゾンビです。じゃねー。

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