苦手科目の勉強は人間の器を鍛えるチャンス!? 中学受験 大学受験
YouTube動画
要約
この動画では、苦手科目に対するアプローチの重要性と、取り組むことによって得られる「人間の器」を広げる機会についてなるちゃんが話しています。苦手科目の勉強は多くの受験生にとって挫折を感じやすい領域ですが、なるちゃんは、苦手を克服することが成長の機会だと強調しています。
まず、動画では「得意科目と苦手科目の違い」について説明されています。人は得意なことには取り組みやすい一方で、苦手なことに直面すると無意識に避けようとする傾向があります。しかし、なるちゃんは、困難に直面した時こそ、自己の成長を促すチャンスだと述べています。例えば、歴史が苦手な生徒が、単に好きではないからという理由で避けるのではなく、志望校合格のために必要な科目であることを意識して取り組む姿勢が重要だと説いています。
なるちゃんは、スポーツの例を用いて苦手科目への取り組みを説明しています。チームが強力な攻撃陣を持っていたとしても、守備が弱ければ試合に勝つのは難しいように、全体をバランスよく鍛えることが求められます。勉強においても、苦手科目を放置しては全体の成績に影響を及ぼすため、最低限の努力をして「凌ぐ」ことが必要です。彼は、苦手科目で満点を取る必要はなく、60点を目指すことで合格に近づくと説明し、苦手な科目を一定のレベルまで引き上げる努力が重要だと述べています。
さらに、なるちゃんは自身の経験を交え、東大受験で数学が苦手だったものの、逃げずに取り組むことで一定の成果を上げたことを語っています。得意な科目だけで勝負するのではなく、苦手科目を克服することで得られる自信や成長が、受験を超えて人生全般にも役立つと強調されています。
最後に、苦手科目を克服することで「人間力が鍛えられる」という考え方を共有し、成績向上を目指すだけでなく、人格形成にも役立つという視点を示しています。受験は単なる試験だけではなく、自分自身を磨くためのプロセスとして捉えることで、前向きに取り組むことができると結論づけられています。
トランスクリプト
(0:06) オレンジゾンビ (0:06) こんにちは、オレンジゾンビことなるちゃんです。 (0:09) わけわかんねえな。 (0:13) 今日は横川ゾンビナイトという地元のイベントで仮装をしてですね、 (0:18) 髪も折るんだろ? (0:21) 非常に酔っ払ってる状態でですね、酔っ払いながらも配信するっていう。 (0:25) 多分去年もやったよね? (0:27) 何それ?こんな街ですか? (0:30) だったっけ? (0:31) 大体年に1回ゾンビの時にはゾンビで配信するっていうのをやってるんだけど、 (0:36) 恒例の企画でございます。 (0:38) でも話は真面目な話をしますのでよく聞いてください。 (0:42) 今日もね、先ほどある教育相談でアドバイスしてて、 (0:46) われながらいいこと言うなと思ったので、 (0:49) ちょっとこれを皆さんにお届けしたいなと思っております。 (0:52) ポイントは努力ですよ。 (0:53) 最近僕のテーマって努力なんですけど、 (0:57) 見てもらったら分かるように、 (0:59) 苦手かもこそ人間力を磨くチャンスというお話をしたいなと思います。 (1:04) 今日ね、教育相談で話したお子さんは、 (1:08) すごく難しい学校を目指してらっしゃるんだけど、 (1:11) 努力がいまいちできてないよね。 (1:13) どういうふうに努力をしたらいいの?みたいなアドバイスをしたんですけど、 (1:17) そもそもの話として、歴史が好きじゃないと。 (1:20) 私は地理のほうが好きですっていう話になったんですよね。 (1:24) 普通に考えると、それはしょうがないよね。 (1:27) 好きなものは頑張れるし、 (1:29) 嫌いなものは頭に入ってこないよねって話したんだけど、 (1:31) そこのお母さんがいろいろ工夫して歴史を解説するYouTubeを見せたりとかしてるっていう話だったので、 (1:37) 彼女に言ったことがですね、 (1:40) まず当たり前ですが、 (1:41) 超難関校に行きたい人で、歴史は嫌いだから歴史はやりませんで通用するようなとこじゃないんですよね。 (1:50) だから裏言うと、 (1:51) あなたが歴史を嫌いな気持ちはわかるが、 (1:55) 行きたいという気持ちがあるなら歴史をちゃんとしてないと、 (1:59) まず無理だよっていう話。 (2:01) で、ただやらねばならない経緯でいくと人間って頑張れないので、 (2:06) こう考えたらどうですかっていう話をしたのはですね、 (2:09) 人間っていうのは、 (2:11) 今すごく儲かってますとか景気がいいですとか、 (2:15) 調子がいいときってあるじゃないですか。 (2:18) その時に頑張れるなんてのは当たり前なんですよ。 (2:21) 調子がいいからね。 (2:22) で、野球選手で言うと怪我をしたとか、 (2:26) 商売の景気が悪いとか、 (2:28) 従業員が急に辞めちゃったとかみたいな、 (2:30) いろんなピンチが人生にあるわけですけど、 (2:33) その逆境に立った時こそ、 (2:36) 人間力試される、 (2:38) 人間の本質が出るってよく言うじゃないですか。 (2:41) で、考えると、 (2:43) 実は得意な科目を頑張るっていうのは、 (2:45) 人間としての力というか器が増えないんですよ。 (2:49) で、苦手だと。 (2:51) 好きになれない。 (2:52) そりゃ結果出ない。 (2:53) わかる。 (2:54) わかるんだけど、 (2:56) じゃあそういう科目こそ、 (2:58) 人間力を増やすチャンスじゃないかなっていうふうに、 (3:02) 捉えたらどうかなって話をしてですね、 (3:04) 実は僕も、 (3:06) 自分の大学受験とかで話をしてみたら、 (3:09) やっぱり数学が苦手だったんですよ。 (3:11) 苦手っていうのは正直言うと、 (3:13) 他の科目が偏差値70で、 (3:15) 数学偏差値60ぐらいの感じだったんですけど、 (3:18) 低いじゃないですか。 (3:19) 特に東大行くための偏差値から考えたら、 (3:21) 偏差値60っていうのは明らかに欠点なんですよ。 (3:24) で、ただ僕が今人生で振り返って良かったなと思うのは、 (3:28) 結局数学から自分は逃げなかったんですよね。 (3:31) で、あの当時の自分の数学の勉強甘かったなと思うんですけど、 (3:36) それなりに頑張ったし、 (3:39) 結局大学受験のときの二次試験は、 (3:42) 一問も取れる気しなかったけど部分点でね、 (3:46) 5点ずつ稼ぐみたいな作戦を立てて、 (3:49) なんとかこの辺でしのいで他の科目で勝負を決めるみたいなことを (3:54) 考えたわけですよ。 (3:55) で、これって意外と人生いろんなとこであって、 (3:57) スポーツでもね、 (3:58) 全部のポジションが強いっていうチームないじゃないですか。 (4:01) ちょっとここは弱い。 (4:02) うちのチームはここは負けてると。 (4:04) でもここはストロングポイントだと。 (4:06) ね。 (4:07) で、たとえば野球で言うと中継ぎが弱いとか、 (4:10) 逆に先発が弱いとかね。 (4:11) 先発が弱いけど中継ぎでなんとかするとか。 (4:14) あと逆にピッチャーが弱いけどバッターでなんとかする。 (4:17) 逆にバッターが弱いけどピッチャーでなんとかする。 (4:18) いろいろな戦い方あるわけですよ。 (4:20) だからそういう意味で言うと、 (4:22) 弱点と長所、得意なところがあるのが普通なんですよね。 (4:28) で、そのときに一番やっちゃいけないのは、 (4:31) 弱点を放置しちゃいけないんですよ。 (4:33) たとえば先発ピッチャーがダメだけど、 (4:36) 先発ピッチャーがボコボコ点を取られまくったら (4:39) 試合崩壊するわけで、 (4:40) ダメなりにそこそこしのがないといけないんですよ。 (4:45) バッターも打てないとは言っても、 (4:47) 打率0割じゃダメだからね。 (4:49) 3割のところを2割5分でしのぐとかみたいな感じで、 (4:53) 苦手は苦手なりにしのぐっていう発想が大事。 (4:56) だから苦手科目は何を考えるべきかって言ったら、 (5:01) 100点取んなくていいんですよ。 (5:02) 80点取んなくていいんですよ。 (5:03) でも、なんとか50点60点で持ちこたえる。 (5:07) これを0点20点にすると、 (5:09) 他の科目で取り返しつかなくなっちゃうんで、 (5:13) 大事なのは迷惑をかけない程度に (5:15) なんとか頑張ってそこそこでしのぐっていうのが (5:19) 結構大事で、 (5:20) やっぱり全教科好きで全教科得意っていう人 (5:23) あんまりいないんで、 (5:25) 何かが得意で何かが苦手な人っていうのは (5:27) いるわけですよ。 (5:29) その時に、これは苦手だからしなくていいんだとか、 (5:32) 嫌いだからしなくていいんだっていうのは (5:33) やっぱりちょっと安易な部分で (5:35) 人間力弱いなと思っていて、 (5:37) それが苦手嫌いを認めた上で、 (5:41) その欠点を何とか持ちこたえられるラインまで (5:45) 引き上げる。 (5:46) そこはしのいで得意の科目で勝負を決める。 (5:52) そういう戦略が必要になってくるので、 (5:55) 苦手だからしなくていいとか、 (5:56) やっぱり逃げていいってことにならないので、 (5:58) アドバイスで言うと、 (5:59) さっきも言ったように逆境こそ人間が試される (6:02) 苦手科目をたらたら60点とかね、 (6:06) 人から見たらパッとした点数にならないですよ。 (6:09) 苦手科目が30点なのか60点なるかのところを (6:13) 60点でしのぐっていうのは、 (6:15) たぶんその人の人間力が鍛えられるので、 (6:18) 苦手だからいいっていうのではなくて、 (6:22) 苦手なりにやっぱり頑張るべきだなっていう (6:24) アドバイスを今日しました。 (6:26) そう考えたらちょっと前向きになりません? (6:29) 苦手でやる気にならないのは分かっても当たり前。 (6:33) このやる気が出ないところを (6:35) どれだけ持ちこたえられるかっていうのが (6:37) あなたの人間の器を広げることだよっていう風に (6:42) 捉えてみて頑張ってくれないかなって話を (6:44) 今日もそこにしたらやりますっていう話だったので、 (6:47) 今後どうなるかわかりませんけど、 (6:49) われわれがいいこと言ったなと思ったので (6:51) 最後に出してもらいました。 (6:53) コメント来てますね。 (6:54) お、普通のコメント来た。 (6:57) こんにちは、ハロウィンです。 (6:58) ハロウィンなんですけどこれね、 (7:00) 一応ゾンビナイトっていうイベントなんですよ。 (7:02) ちょっと違う。僕はハロウィン仕様ですけど、 (7:04) ゾンビナイトです。 (7:06) というところで関係ないコメント来ましたけど、 (7:12) 苦手科目で皆さんね、人間力を磨ってみましょう。 (7:16) 勝ち負けよりも人としての成長をぜひぜひ重視して (7:22) 苦手で努力できる人になったらいいんじゃないかなと思います。 (7:26) ということでなるちゃんでした。 (7:27) バイバイ。