【後編】「なんで勉強しないといけないの?」に東大卒パパ&塾長の答え5選
この動画は、「勉強の意味」に対して子どもや保護者が抱く疑問に、浜崎アカデミー塾長・なるちゃんが**実体験・教育哲学・社会構造の視点から徹底的に答えるシリーズの完結編(後編)**です。
🔹「勉強=役に立つ」だけではない!
大学の学び(特に文系)は、すぐには役に立たないこともあるが、「人間としての幅」や「知的教養」を育む。
リベラルアーツの精神:「使える」よりも「深める・考える」ための勉強。
ギリシャ文学・古典のような“非実用的”な学問が人を豊かにする。
🔹「人生すべてが勉強」
学校の勉強は“最低限知っておいた方がいい内容”をまとめた基本パック。
しかし本来、本・映画・スポーツ・漫画も全部「学びの材料」。
「何からも学べる姿勢」が成長の鍵であり、それが「学力」の本質を超えた“人間力”になる。
🔹 学校の勉強は「新しいことを学ぶ練習」でもある
「勉強のやり方」を身につけた人は、大人になってからの資格学習や転職スキル習得にも強い。
例:宅建などの資格も「学びの型」を知っていれば独学で乗り越えられる。
勉強してきた人は、新しい世界にも適応しやすい。
🔹 「勉強しなきゃ」は子どもからのSOS?
子どもが「なんで勉強しなきゃいけないの?」と言うのは反抗ではなく“助けて”のサイン。
多くの子が“分からない”ことに直面し、「努力してもできない・怒られる・楽しくない」状態になっている。
これは自己肯定感の低下と、勉強からの逃避に直結する。
🔹 解決のカギは「理解できる楽しさ」と「良い指導者」
わからないことが多い → 苦しい → 嫌いになる → 放棄する(負のスパイラル)
逆に、わかって楽しいと感じられる指導・環境に出会えば、自然にやる気は回復する。
「良い塾・先生・教材」との出会いが、子どもを変える。
🔹 親がやるべきことは「怒る」ではなく「気づく」
「うちの子は根性がない」と怒るのではなく、「今、つまずいているポイントを補ってあげる」ことが大事。
勉強は精神論ではなく“技術”や“環境”の問題である場合が多い。
「根性でやれ」は、もはや時代遅れ。今はテクニカルに学習環境を整えることが求められる。
✅ まとめ:勉強する理由とは
社会で生き抜く力をつけるため
将来の選択肢を広げるため
人間としての幅・教養を深めるため
自分の可能性を知るため
新しい知識を吸収する“型”を作るため
📌 子どもの「なんで勉強しなきゃダメなの?」という言葉を、“怠け”ではなく“苦しみのサイン”として受け止めること。
📌 親・教師・大人がその声にどう向き合うかが、子どもの将来を左右する。
📌 勉強の“意味”を共有できれば、成績だけでなく人生の歩み方も変わるというメッセージが詰まった感動的な締めくくりです。