国語崩壊→渋幕合格① 母がやめたことは!?
【渋幕合格インタビュー】偏差値53から渋谷教育学園幕張へ――2年間の記述指導で掴んだ合格の軌跡
東大卒・個別指導歴20年のなるちゃんのもとで2年間指導を受け、渋谷教育学園幕張中学校に合格したDさん。制服姿で塾を訪れたDさんと、伴走し続けたお母さんに合格までの道のりを振り返っていただきました。
――まず、合格おめでとうございます。入塾のきっかけを教えてください。
Dさん: ありがとうございます。5年生の時に、通常の国語や算数の偏差値は60以上取れていたんですが、記述テストだけ53ぐらいしか取れなくて。このままだと記述が苦手になってしまうと思って、母がこの塾を見つけてきてくれました。
お母さん: 娘の将来を考えて、記述や国語に強い先生を前から探していたんです。広島の先生方を色々と検索する中でなる先生を見つけて、YouTubeも拝見しました。ただ、先生のイメージが「叱る」というものだったので、正直最初は怖いなと思いました。ドキドキしながらLINEでメッセージを送ったのを今でも覚えています。
――最初の体験授業はいかがでしたか?
Dさん: 疲れた感覚はそんなになかったんですけど、最初はロボット状態だったと言われました。考えてはいるんですけど、思考が偏っていて記述に対応できていないって。
なるちゃん: そうでしたね。考えていない、というより型通りの答えを出すだけで、本質的な理解が伴っていなかった状態でした。でもポテンシャルは明らかにあったので、「これはちゃんとやれば伸びる」と感じました。
――2年間の授業はどのようなものでしたか?
Dさん: 集中しているときは、自分が答えた問いに対して先生がどんどん折り込んでくるのが「ぎえーっ」てなりながら解いていました。「まだここ考えてないよ」「言語化できてないよ」って、差し戻しの連続で。最高裁判所みたいな授業でした(笑)。
なるちゃん: 自分でも「ブレーキの壊れたダンプカー」みたいな授業だと思っています。考えていない解答はすぐわかるので、「まだ甘い、やり直し」を繰り返す。ここのセクションが理解できるまで次へは進めない、という形でずっとやってきました。ただ、正直に言うと、この画面を見ている方は安易に私を希望しない方がいいかもしれません。地獄を見ますよ(笑)。
――成績はどのように変わっていきましたか?
Dさん: 入塾してから記述の偏差値が60台後半まで上がって、65を下回ると「落ちた」って感じるぐらいになりました。一時期、別の先生に担当していただいた時期に少し下がったこともあったんですが、なる先生に戻ってからまた上がりました。
なるちゃん: 別の先生に変わって下がったのは、その先生の能力の問題では全くありません。私がぶっ壊れているだけで、他の先生は「常識的な範囲」で指導するんです。高難易度の思考を要求し続けるという意味では、私の水準が異次元なだけです。
――6年生の5〜6月に成績が急落したとのことですが、その時期はどう過ごしていましたか?
お母さん: いつも50番以内には入っていたのに、急に140番台まで落ちてしまって。蕁麻疹が出ていた時期とも重なっていたので、体調のせいもあるかなと思いました。でも、ここまで頑張ってきたんだから必ず浮上してくれると信じていたので、娘をあまり追い込まないようにしました。なる先生にも詳しくは伝えず、一時的なものだろうと腹をくくっていましたね。
Dさん: 11月、12月にはまた元の水準に戻りました。
――親としての関わり方で、心がけたことはありますか?
お母さん: なる先生からずっと「子どもを自走させること」の大切さを聞いていたので、特に6年生になってからは少しずつ手を離すように意識しました。勉強のことは口出しせず、生活面だけ言う。腹をくくって任せるようにしたことで、娘との喧嘩も6年生の後半にはほとんどなくなりましたね。
なるちゃん: お母さんの関わり方は本当に正しかったと思います。勉強のことは親があれこれ言わない方がいい。子どもが自分でやれるようになることが一番大切です。生活面は言っていい。でも勉強に関しては、信じて任せることが長期的な成長につながります。
――本番はいかがでしたか?
Dさん: 国語は記述で点を取れた感覚はあったんですが、選択肢問題が独特で少し不安でした。お母さんが勝手に採点したら50点台しかいかないって言うので、やばいかなって思ったりもして(笑)。でも最終的には記述でカバーできていたみたいです。
お母さん: 合否については本番まで娘に伝えませんでした。なる先生にも伝えなかったのは、授業中に雰囲気で伝わってしまうと思ったから。娘が私の顔色で合否を読もうとしてくるので、ずっとはぐらかし続けました(笑)。
――受験期間中の生活習慣を教えてください。
Dさん: 睡眠は毎日8時間以上取っていました。6年生の2月からゲームは封印して、休憩時間にはイラストを描いたり映画を見たりしていました。睡眠を削って勉強するよりも、しっかり休んで質の高い時間を作ることを意識していました。
――これから受験を目指す方へメッセージをお願いします。
Dさん: 記述は最初できなくても、ちゃんと考え続ければ絶対に伸びます。先生の授業は地獄ですけど(笑)、それだけ本物の力がつきます。
お母さん: 親は「頑張ってきたんだから、どこかには受かるだろう」ぐらいの気持ちで腹をくくることが大事だと思います。追い込むより、子どもを信じて任せることが結果につながりました。
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