偏差値の見方にはご注意~Sコースで38の意味~ #中学受験 #大学受験
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要約
偏差値は、絶対的な数値ではなく、相対的な数値であることを理解することが重要です。この動画では、偏差値の見方について詳しく説明され、母集団の特性によって偏差値が大きく変動することが強調されています。偏差値50はその集団の真ん中を示し、それ自体は良くも悪くもない数値です。偏差値40は下位20%、偏差値60は上位15%に該当しますが、偏差値40-60の間に大半の人が存在し、特に偏差値50に近いほど人数が多くなります。
偏差値は、どの集団から得られたかが非常に重要です。例えば、サピックス偏差値50は、全国的に見ても非常に高い水準にあることを理解する必要があります。高校受験と中学受験の偏差値の違いも重要で、例えば公立高校の偏差値50と難関中学受験塾の偏差値50では全く意味が異なります。中学受験では、優秀な母集団から得られる偏差値が一般のそれとは異なることを理解する必要があります。
親が自分の経験と比較して子供の偏差値を評価すると誤解が生じやすいです。例えば、サピックス偏差値50の子供が全国的な視点で見れば上位8%に入ることもあります。偏差値は母集団によって変動するため、同じ偏差値でも集団によってその意味が異なります。例えば、サピックスの偏差値50は、首都圏の難関校に進学する子供たちの中では標準的な数値です。
具体的な例として、Sコースにおける偏差値の違いが挙げられます。偏差値38であっても、上位900人中800位程度の実力者であることがあります。偏差値50は母集団の中での中央値を示し、成績の良し悪しは絶対評価ではなく相対評価であることを理解することが重要です。偏差値40と60の違いも、同じ偏差値範囲でも母集団によってその意味が大きく異なることが分かります。
この動画では、偏差値の見方を正しく理解し、過度に偏差値にこだわることなく、子供の学習を支援する方法について学ぶことができます。偏差値は絶対的な評価ではなく、母集団に基づいた相対的な評価であるため、その背景を理解して活用することが重要です。
トランスクリプト
(0:06) どうも皆さんこんにちは、なるちゃんです。 (0:09) カラーコンタクトを決めている陽気なおじさんです。 (0:12) 詳しくは多分この辺に僕のプロフィールが 出ると思うので、それを見てください。 (0:16) ということで今日はですね、 偏差値の見方にはご注意。 (0:19) Sコースで38の意味という話をしたいと思います。 (0:23) 偏差値、偏差値という数字はですね、 本当に気を付けたほうがいいんですよ。 (0:29) もう本当に、それこそこの偏差値の見方を 間違えてる親こそ、 (0:33) てめえらちゃんと中高で数学を勉強しとけよ っていう理系的思考ができてねえなって話で、 (0:39) 子供の勉強うんぬん勘のゆうまい、 お前が勉強しろっていう話なんですけど、 (0:43) まぁまぁまぁ、優しくですね、 偏差値に関する考え方を教えておきますと、 (0:47) 偏差値というのはですね、実は絶対的な数字であります。 これが大事、相対的な数字なんです。 (0:54) 偏差値というのはあくまでも、ある母集団、 ある集団がいた中のどのぐらいの位置にいますよっていう、 (1:02) 順位的なものを数字で表してくれてるのが偏差値。 (1:06) 正確に言うと順位っていうよりは、 平均との離れ具合みたいなやつをやるんですけど、 (1:13) 偏差値50はその集団の真ん中なんです。 (1:16) 偏差値50は別にすごくもなければ 悪くもないっていう話。 (1:19) 偏差値40とかになると下位20%ぐらいのかな。 (1:23) 偏差値60ぐらいを超えると上位15%ぐらいに 入ってくるのかなっていう話なんで、 (1:27) 結構ほとんどの半分以上の人がですね、 偏差値40から実は60の間にいるんですよ。 (1:34) 特に50に近づけば近づけばと山になってるんで、 近づけば近づけばと人が多くなっていくっていう話。 (1:40) だから何だろうね、結構別に48も52もですね、 (1:46) 順にしたら結構差でかいんだけど、 (1:48) 点数にしてみたら10点ぐらいしか 違わないとかよくあったりします。 (1:51) じゃあ何が落とし穴か、何を気をつけないと いけないかっていうとですね、 (1:55) どういう募集団なのっていう話。 (1:58) 今日もネットの記事見たんですけど、 (2:00) 高校受験で頑張って地元の名門、特に地方だと 公立高校が一番偉い高校でよくあるんで、 (2:09) 公立高校に受かってそこそこ 高学歴になったお父さんいますと。 (2:12) で、お母さんがかぶれて中学受験の沼に はまり込んでしまいましたと。 (2:18) で、そんな普段タッチしてない父が プッと見たら、息子の偏差値見たら50だと。 (2:24) 何だお前、カスだなと。50真ん中じゃないかと。 (2:27) 父さん70の高校行ったぞとかって言って 息子をバカにしだすことがあるんですが、 (2:33) これを気をつけなきゃいけないのね。 (2:34) この場合に実は息子さんの偏差値って サピックス偏差値なんですよ。 (2:38) 東京の一番難関の学校にボンボン行くような、 (2:42) もともとは結構募集団として優秀な人が多い サピックス偏差値50なんで、 (2:47) サピックスの偏差値50ってことは、 (2:50) 何かの本で読むと中央って言う、 だからだいたいサピックスで真ん中にいる人は、 (2:56) そのまま人生歩んでいくと、大学受験で マーチ、明治とか青山立教とかね。 (2:59) あれも数字によると日本の国民全体の 8%しか入れない世界らしいんですけど、 (3:04) そこの8%に入れる実はものらしいんですよ。 (3:07) サピックス偏差値50ってのね。 (3:09) 四ツ矢を使う偏差値とサピックス偏差値では、 (3:12) 同じ人間を受けても四ツ矢を使うのが高くて、 (3:14) 要はサピックスのほうが優秀な人が多いからなんですよ。 (3:19) 西農圏、首都圏もそこだったら もっと偏差値が高くてもいいのかな? (3:22) っていうぐらいどの層によって変わる。 (3:24) だから分かりやすい話で言うと、 (3:26) 僕が何回も例で言った、 (3:28) 改正模式で偏差値46が50もなかったのに、 45から55があったのに忘れたけど、 (3:34) 改正模式で偏差値50って何だ? 真ん中かじゃないですか。 (3:37) 改正を受けそうな人の真ん中なんで。 (3:39) 分かるんですか? (3:40) だから、例えば東大模式で偏差値50って言っても、 (3:44) それは東大受けそうな人の中の真ん中なんで、 (3:46) 実はそれ、世間的にめちゃくちゃすごいじゃないですか。 (3:48) それを絶対的なものと勘違いして、 (3:50) 父さんは偏差値70、あなたは高校入試でしょと。 (3:54) 中学時代にそもそも、 (3:56) 学校の勉強はほとんど100点取れる人間が集まってきて、 (3:59) それでも偏差値30とか40になっちゃう。 (4:01) 世界の中のさらに優秀な人が集まってくる サッピックスなんで、 (4:05) 全然違うんですよね。 (4:08) 高校入試の偏差値なんて言ってしまえば、 (4:11) 全員入ってるわけ。 (4:12) 下から上まで全員ある。 (4:13) ほんと一般人の偏差値なんですよ。 (4:18) そこの世界の70もすごいけど、 (4:21) 実は換算してみると偏差値50のサッピックスと あんまり変わんなかったりするんですよ。 (4:26) 実際に最近、うちの息子も前の中で ご報告会社にいましたけど、 (4:31) よつよつからのSに上がりまして、 (4:33) この間の組み分けちょっとやらかしたから、 (4:35) もうS落ちるかもって、別にいいかなと思ってるんですけど、 (4:38) そのSに入って、Sコースの週テストになったら いきなり偏差値が35とか38なんですよ。 (4:44) でも78ってのが取ってるんですよ。 (4:46) どういうことかって言ったら、 (4:47) 1万人ぐらいいる会員の中の上位900人とかしか 入れないゾーンなんですよ。 (4:52) その900人の中だけでテストして順位をつけて、 (4:57) 定期の中なんで、 (4:59) 900人の中の800位ぐらいだったら 偏差値38とかになるわけですよ。 (5:04) じゃあ、うちの息子が能力ないかってわけじゃなくて、 (5:06) 結局、1万人の中の800位ではあるんですよ。 (5:09) その900人集めてきて、その中で偏差値出すと 38とかみたいな衝撃の数値が出るんですよね。 (5:17) だから、偏差値というものは、 (5:19) どのような層の人を集めてきた中での 位置づけなのかってのを考えたほうがいいので、 (5:24) 絶対的な数字はないんですよ。 (5:26) だから、例えばよくあるパターンで言うと、 (5:29) 四ツ谷大塚で一番下のAのコースを見ますと。 (5:33) 偏差値普段は50とか、55ぐらい取れてますと。 (5:37) まあまあいいじゃないかと思って見てました。 (5:39) そしたら、組み分けテストになったら偏差値35でした。 (5:42) 何ですかこれは、みたいな。 (5:43) とても下がったじゃないか、お前。 (5:44) 残らちゃうんですよね。 (5:45) Aコースはあるんでいいんだ。 (5:46) 一番勉強、得意じゃないぞ、と。 (5:49) でも、組み分けになったらAからSにバーッと入るんですよ。 (5:52) だから、Aの中で真ん中ってことは 全体から見たら結構下のほうなんで、 (5:55) それは下がるよねっていう話なんですよ。 (5:58) だから、全体像の山を見た中の自分は、 (6:02) どこのゾーンの人が集まってきて 偏差値出してるのかっていうのを見ないといけないんで。 (6:08) 本当にそこで勘違いしないといけないのは、 (6:10) 例えば四ツ谷大塚偏差値で、 (6:12) この学校の合格可能なのが55と言われてますと。 (6:14) 自分はAコースで普段取ってるから、 (6:17) よしよし、浮かる浮かると思ってるみたいな、 (6:19) ミスしちゃうけど、こっちか。 (6:21) 少なくとも組み分けテストとか、 (6:22) できない子から超できる子まで集まった中での 55を取らなきゃいけないんですよ。 (6:28) だから、Aコースの子だけ集まって55取っても それは違うんですよ。 (6:33) だから偏差値というものを見るときに そういうことが起きるので、 (6:39) 注意して見てあげてください。 (6:42) そして、偏差値はそんなに大事ではあるんだけど、 (6:47) これ違う動画で言おうかな。 (6:49) こだわりすぎると逆に失敗します。 (6:52) このチャンネルでは皆さんからの コメント、意見などをお待ちしております。 (6:56) よかったらコメント欄に書いたり、 SNSの方にご意見ください。 (6:59) グッドボタン、チャンネル登録でよかったらお願いします。 (7:02) 気に食わなかったら、 バッドボタン押してもらっても大丈夫です。 (7:05) また、このチャンネルはさらに踏み込んだ 超有料級の情報を配信するプレミアムグループというグループを作っています。 (7:12) 月額550円でご参加いただけます。 (7:15) 入り方は概要欄に貼ってありますので、 そちらのリンクから入ってください。 (7:18) グループの中では超有料級の もっと役に立つ情報を発信したり、 (7:22) 逆に僕のね、もっとどうしようもない 素の姿を見せたりとか、 (7:26) あと月2回オンライン交流会をやっているので、 (7:29) そこで会員の皆さんとは時間にお話をして、 (7:32) お悩みを聞いたり、愚痴を聞いたり、 それにお答えしたりするみたいなことをやっているので、 (7:36) 僕と近い距離で交流できる。 (7:38) 皆さん、中学受験の関心があると思うけれども、 (7:40) 関東の超難関口の入試問題の、 こんな子供に分かるか、みたいな心情が出るの。 (7:45) その心情を解説する心情解説シリーズというのも、 プレミアムグループの中の方で入っております。 (7:49) 受験の対策になりますので、 よかったらご覧ください。 (7:52) そしてこのグループはですね、 皆さんがいただいたお金をやって、 (7:55) 足長おじさんというお金がない子を、 (7:57) うちの塾に無料で受け入れるための原資として支えています。 (8:00) ですので皆さんのお金は、 清いお金となってその子達に変わりますので、 (8:04) まあ有料級の情報を得たいでもいいし、 (8:06) そういう子供たちの社会支援の意味も含めてですね、 (8:09) 受けると社会に貢献できますので、 よかったらご加入ください。