小5で突然成績が下がる!? 「フォークボール現象」 を解説します。 #中学受験 #算数

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要約

この動画では、算数の成績が突然低下する「フォークボール現象」について解説しています。フォークボール現象とは、特に小学校5年生頃に見られる現象で、成績が順調に伸びていた生徒が、突然大きく成績を落とす状況を指します。

講師はまず、フォークボール現象の背景にある主な原因として、暗算や頭の中での処理に頼りすぎることを挙げています。頭の良い生徒は、小4や小5のレベルでは、図や式を書かずに暗算だけで問題を解くことができてしまいます。しかし、問題が複雑になるにつれて、脳内だけでの処理が追いつかなくなり、成績が急激に低下するのです。この時期に必要なのは、ノートの使い方や情報の整理といった基本的な学習技術の習得です。

フォークボール現象に陥る生徒は、紙に図や式を書かずに暗算で解こうとするため、問題の情報整理が不十分になります。これは、ノートを「第二の脳」として活用する意識が欠けているためです。紙に書くことで、脳のリソースを節約し、問題の解決に集中することが可能になりますが、これができないと、徐々に複雑な問題に対応できなくなります。

また、この現象を防ぐためには、保護者や指導者が早期に気づき、適切な対策を講じることが重要です。子供にノートの使い方や図を描くことの重要性を教えることで、情報を整理しながら問題を解く習慣を身につけさせることが効果的です。ただし、成績が落ちてからでは、子供が自分の学び方を見直すことが難しい場合もあり、その場合は、信頼できる指導者の助けを借りることが推奨されています。

フォークボール現象は、成績が良かった子供が突如成績を落とすため、保護者にとっても衝撃的です。しかし、学び方を見直す良い機会として捉え、適切なサポートを行うことで、再び成績を上げることが可能です。動画では、具体的な改善方法やアドバイスも含まれており、同様の悩みを抱える家庭には大いに参考になる内容となっています。

 

 

トランスクリプト

(0:06) 皆さんこんにちは。今日はですね、小5ぐらいから算数理科が突然低迷するフォークボール現象 (0:14) 僕もこの名前、昨日知ったんですけど、フォークボール現象についてちょっとね、語ってみたいと思います。 (0:20) 結構ね、これうちもそうかもとか、将来そうなっちゃうかもとか、後から思ったらあれだったかもって結構いるんじゃないかなと思うので (0:28) 興味ある人は最後まで聞いてみてください。ちなみにこのフォークボール現象ですが、フォークボールという名前の名称を知ったのは昨日なんですが、 (0:36) こういうタイプのこういう傾向は僕昔からね、存在してます。で、なるほどフォークボールか、面白いこと言ったもんだなぁと思ったので今採用させてもらったんですけど、 (0:44) フォークボールって焼きのフォークボールってのは、ボールがこう来るじゃないですか。バッターはストレートだと思ってここにバッと来るんですよね。 (0:50) ところが最後のボールでストンと落ちるんですよ。ストンと落ちて空振りしちゃうっていうのがフォークボールのメカニズムなんですけど、どういうことかというと、小4から小5、広島だとね、小5の終わりから小6の頭まで上手くいっちゃう人もいるんですけど、 (1:06) いい感じで実は算数ができる人がいてます。ところがある時期からストンと成績がフォークボールに落ちてしまってできなくなっちゃうっていう、壁にぶち当たっちゃうような人がいるんですよ。 (1:18) 全員がそうではないんです。全員がそうではないんですが、当てはまる人はある一定数いるんですよ。どういう人がなるかっていうと、まず地頭がいいこと。 (1:29) これね、頭がいい人はフォークボールにならないです。なんでかって言ったら、地頭が良くない人で高いと言える人ってあんまりいないんですよ。 (1:37) だから元々地頭が良くない人は算数とかみたいな発想力がいるものは真ん中が低いところにいってるんですね。高い偏差値60ぐらいでいってるんですよ、元々そういう人はね。 (1:47) まず元の地頭が良い人。あとは暗算が好きな人。暗算で解ける人、解いちゃう人。 (1:54) だからこんな考えなくてもできるよ、バカバカバーって頭で計算してなんとかって言ったら、あ、合ってる、すごい、みたいな。こんな感じの一見すると賢い天才、その時は天才タイプなんですけど、 (2:03) の人がある時期からストンと成績が落ちるんですよ。なんで?頭がいいんだからそのまま。これ努力量減ったわけ。努力量は変わってないところにしておきましょうか。 (2:16) そんな変わってないです。やり方とか取り組み方は変わってないのに、突然ストンっていく。 (2:23) で、これ今ライブ配信なんですけど、もし動画で見てらっしゃる方は一回ストップボタンを押してですね、どうしてなんだろう、ちょっとクイズなんで、少し考えてみてください、どうぞ。 (2:35) で、これはライブ配信なのでこのまましゃべり続けますけど、どういうメカニズムかってですね、この手のタイプの人はですね、実はね、図とか式とか計算とかですね、とにかくですね、ノートの使い方がダメなんですよ。 (2:47) で、算数とかね、しばらくできる人はわかると思うんですけど、本当に複雑な問題ってのは僕も暗算できないです。 (2:55) これがこうで、これがこうで、こうなって、こうなって、こうなって、みたいな情報を紙の上に整理整頓して、それを見ながら、ああ、なるほど、これはこういうことか、じゃあこうだなって言って解いていくのが算数。 (3:06) ところが、この式を書く、図を書くっていうのが、このポークボール現象の人はできてないんです。 (3:13) で、どういう仕組みかっていうとですね、元の頭がいいんで、小4とか小5のあるレベルまでの問題だったらですね、全部脳内に情報を置いておいて、 (3:24) ノートを使わなくてもできちゃうんですよ、頭に。よろしいですか。 (3:28) で、ただここに問題があるのが、その子はそこまではできてるんだけど、できてしまう限りにノートの使い方、紙に情報を整理整頓するっていう大事なことがですね、その技術とか振る舞い方が身についてないんですよ。 (3:43) で、だんだんだんだん問題のレベルが変わっていって、ある瞬間から脳内で処理できないような複雑な問題に算数のレベルが上がるんですよ。 (3:52) そうすると、それを単純に落ち着いて図を書いたり、メモを取ってみたり、途中の計算を書いてみたりみたいな感じで、途中途中の部分を紙に書いておく。 (4:03) 僕は紙は大人のお味噌だって言っても言ってるんですけど、当たり前なんですよ。 (4:07) 何かの情報を書いておけば、その情報を頭の中に置いておくことに脳のリソースがつかなくていいんですよ。 (4:14) だから余ったリソースを全部、次の発想を見出す、次のことを考え出すに使えばいいんだけど、 (4:22) 書かない人は情報を覚えておくことにも脳内のリソースを使わないといけないから、 (4:28) 結局考えたり発想する部分に使える部分が減ってきて、分かんなくなってきちゃうんですよ。 (4:33) ホーキングス博士みたいに、体も動きませんみたいな、目線だけで情報を伝えてますみたいな、でもすごい物理学の計算をしてますみたいな大天才だったら脳内で全部できるんだろうけど、 (4:44) 普通そうじゃないんですよ。 (4:45) なので、フォークボールがストーンと落ちる人は、暗算と脳内だけで処理するっていう才能を持って生まれたものだけで、 (4:53) 勝ち続けられるうちは勝ち続けて、ある瞬間から勝ち続けられなくなるからドンと落ちる。 (4:59) これは本当に、実は構造がはっきり分かったメカニズムですよね。 (5:02) 昨日、プレミアムグループの管理者交流会でこの相談を受けて、どうもそういう傾向にあると。 (5:09) お母さんそれに気づいてるんだけど、まだ落ちる前なんですよ、フォークボールが。 (5:13) だから、その状態でね、 (5:15) あんたこのまま行ったら落ちるから図を描くや式を描くって、効かしないんですよ、できてるじゃんみたいな。 (5:19) 俺できるじゃんみたいな。 (5:20) そういう子はね、そういう子にとって勉強ってのは頑張ってするものじゃないんですよ。 (5:24) 俺が問題の前に行ったら俺は賢いからバババーンといってできて、みんなからすげーって言われるっていうふうに思っちゃってるんですよ。 (5:30) 本当にもうなんかもう、俺がステージで歌えば客はもう泣くみたいな、スーパースター歌手みたいなシーンになっちゃってるんですよ。 (5:37) なのでですね、このフォークボール現象があるよっていうことは、 (5:40) こうやって皆さんお伝えできるんですが、 (5:43) どうやったらいいのっていうのはですね、なかなか方向が思いつかないです。 (5:49) 早くその子にですね、今の自分にやり方ダメなんだよっていうことを観念してもらうことですね。 (5:55) ただ、保護者がいても絶対いかないと思うので、 (5:58) 僕の今の子の動画を見せるか、 (6:00) あともう一個ね、過去の動画でね、 (6:03) 2024年の多分2月か3月ぐらいに僕が出してる動画でね、 (6:06) んー、あのー、なんだっけな、あのー、 (6:10) 安山野郎は地獄に陥るって3分ぐらいの動画があるんですよ。 (6:13) あれもね、よかったら見せてあげて、 (6:17) 子供は快心するっていうのをですね、 (6:20) 待つしかないですね。 (6:22) 現実的な方法論としては、 (6:24) 成績が低迷し出した時に、 (6:26) あれ?あれ?あれ?っていう時に、 (6:28) ほれ、見たことかと。 (6:30) こうでこうだからこうなるんだよっていうふうにして、 (6:32) そうだったのかーっていうふうに快心させないといけないんですけど、 (6:36) フォークボール落ちてからでも快心しない子、 (6:38) 結構いっぱいいるんですよね。 (6:41) それもね、親が言ったら無理かもしれない。 (6:44) だから僕とか、 (6:46) 何かの家庭教室でですね、 (6:48) 子供が尊敬して話を聞き消そうな大人を見つけてですね、 (6:52) その人に、こうでこうでこうだから、 (6:54) お前はこうなってるんだよっていう。 (6:56) でもこういうふうに図を描いてしっかり描いたらわかるよねって。 (6:59) 確かに。 (6:59) こっちにした方が良くないっていうふうにですね。 (7:01) この図を描かない安山教から、 (7:04) 図式を描くノートをちゃんと使う教にですね、 (7:07) 宗教も変わるぐらいのことをね、 (7:09) してもらわないといけないんですよね。 (7:11) まあ、あの、 (7:12) 今のですね、お話。 (7:15) このメカニズムはわかって悩んでらっしゃる方もいると思うんですけど、 (7:17) 多分わからずに、 (7:18) ただなぜか成績落ちたなっていう方もいると思うので、 (7:21) しかもうちの子賢いはずなのにって。 (7:23) 今の子賢かったのにって思ってらっしゃる方は、 (7:25) このフォークボール現象なのでですね。 (7:29) まあ、 (7:30) 今僕が言語化したと思うので、 (7:32) なるほどそういうことだったか、 (7:33) っていうね、方のためになればいいかなと思っております。 (7:36) ということで、今日は算数の話でした。 (7:37) またまた聞いてください。

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