勉強を極めた人だけが知ってるコツ ×××は超大事! 中学受験 大学受験
要約
この動画では、「勉強を極めた人だけが知っているコツ」として、問題集の「○×(マルペケ)」を適切につけることの重要性について解説しています。講師の「なるちゃん」は、広島で学習塾を運営し、東大に現役合格した経験を持つ教育のプロ。この動画では、勉強ができるようになるための本質的な考え方を説明しています。
○×をつけることが勉強の本質
なるちゃんは、問題を解いたら必ず赤ペンで「○」と「×」をつけることが極めて重要だと強調します。多くの人は、間違った問題に「×」をつけることを嫌がり、できた問題だけに注目しがち。しかし、本当に学力を伸ばしたいなら、間違えた問題を記録し、次に正解できるようにすることが最も大事なのです。
この習慣を徹底することにより、自分の弱点を可視化し、成長のための具体的な改善策を立てることができます。動画内では、なるちゃん自身がスパルタ塾で育ち、「×をつけないと勉強にならない」と徹底的に指導された経験を紹介。この考え方が、東大合格につながったと語ります。
「×をつけたくない」心理を克服せよ
人は「できなかった自分」を認めることを避けようとします。特に「負けたくない」「上に立ちたい」と考えるタイプの人ほど、×をつけることを嫌がる傾向があります。しかし、それでは自分の弱点を直視できず、成長の機会を逃してしまいます。
例えば、問題集を解いてすべて○だったとします。しかし、それが自分のレベルより低い問題集なら、何の成長にもなっていません。逆に、解いた問題の30%が×だった場合、それを復習し、次回○にできれば、それが学力向上につながるのです。「×をつけたくない」という感情を乗り越え、むしろ×をつけることを成長のチャンスと捉えることが重要です。
「聞いてわかる」ではなく「自分で解ける」ことが大切
また、なるちゃんは「聞いてわかる」ことと「自分で解ける」ことの違いについても説明しています。
- 「聞いてわかった」だけでは、まだ理解できていない可能性が高い。
- 本当に理解するためには、「もう一度自分で解く」ことが必要。
- アウトプット(実際に解く)することで、記憶が定着し、使える知識になる。
これを実践するためには、「×をつけた問題を再度解く」ことが必須。間違えた問題をそのまま放置せず、繰り返し取り組むことで、確実に学力を上げることができます。
結論:「×を○に変えること」が勉強の本質
動画の最後に、なるちゃんは「勉強とは、×を○に変える作業である」と述べています。すでにできる問題を解くだけでは学力は伸びません。重要なのは、「なぜ間違えたのかを理解し、次に正解できるようにすること」。そのためには、間違いを恐れず、積極的に「×」をつける習慣を身につけることが必要です。
このシンプルな習慣を継続すれば、誰でも確実に成績を向上させることができると語り、視聴者に実践を強く勧めています。