【愚痴吐きます】高3で××する問題 大学受験
要約
この動画では、 高3になるタイミングで個別指導塾を辞めて大手塾に移る受験生の傾向 について、講師の「なるちゃん」が自身の経験をもとに語っています。これは単なる「愚痴」ではなく、 「大手塾に行けば成績が上がる」と安易に考える受験生や保護者への警鐘 となっています。
1. 高3で大手塾に移る生徒の特徴
- これまで 個別指導塾で学んでいたが、高3になるタイミングで「大手塾に行く」と言って辞める生徒が一定数いる。
- その理由として、
- 「大手塾の方が安心できそう」
- 「個別指導よりもしっかりとしたカリキュラムがありそう」
- 「大手塾の方が合格実績があるから信頼できる」
などの心理が働いていると考えられる。
- しかし、この判断は 必ずしも正しいわけではない 。
2. 「個別指導から大手塾へ」のリスク
- これまで個別指導で「ピンポイントのサポート」を受けて成績を伸ばしてきた生徒が、大手の集団授業に移った途端、対応できなくなることが多い。
- 集団授業は、学校の授業と似たスタイルであり、個々の理解度に合わせた指導は期待できない。
- 例えば、
- これまで 「自分の苦手なところを個別に教えてもらう」環境で成績を上げてきた生徒 が、
- 「大手の集団授業で一斉指導を受ける」環境に入ると、ついていけなくなることが多い。
- 結果として、成績が伸び悩み、結局また個別指導を受けることになるケースも多い。
3. 「大手塾の安心感」は本物か?
- 大手塾はテレビCMやブランド力で「安心感」を与えるが、それが実際の学習効果につながるわけではない。
- 受験生や保護者は、
- 「大手塾なら間違いない」という心理 に流されてしまう。
- 「個別指導塾では不安」と感じると、安定した大手に移りたくなる。
- しかし、実際には、
- 「大手塾の授業が合うかどうか」は個人による。
- 「大手塾に行けば成績が上がる」と考えるのは短絡的。
4. 個別指導のメリットを捨てるリスク
- 個別指導のメリットは、ピンポイントで「その生徒の苦手な部分」を補強できること。
- それを捨てて大手塾の集団授業に移ると、
- 「質問できる機会が減る」
- 「自分に必要な指導が受けられなくなる」
- 「分からない部分を放置することになる」
というリスクが生じる。
- 特に、もともと個別指導で成績を伸ばしていた生徒にとっては、逆効果になることが多い。
5. 「両方の良いとこ取り」は可能か?
- 「大手塾の集団授業+個別指導」を併用する生徒もいるが、それが正解とは限らない。
- 大手塾の集団授業を受けながら、
- 「結局ついていけず、追加で個別指導も申し込む」
- 「結果として、学費が倍以上になる」
というケースも少なくない。
- 「本当に必要なのは何か?」を考え、無駄な学費をかけない選択が重要。
6. 「信用の積み重ね」が大切
- なるちゃん自身、過去には 「高3になったら大手塾に行く」と言って辞めた生徒が多かった。
- しかし、最近は 「最後までうちで指導してほしい」と言う生徒が増えてきた。
- その理由として、
- 「個別指導の重要性を理解する生徒が増えた」
- 「YouTubeでの情報発信が、塾への信頼度向上につながった」
という点がある。
- 結局、塾が生徒に信頼されることが大切。
- 「この塾なら最後まで任せられる」と思わせる努力が必要。
7. 結論:「受験は戦略的に考えよ」
✅ 「大手塾なら安心」という考えは、必ずしも正しくない。
✅ 個別指導で成績を伸ばしてきた生徒が、大手の集団授業に適応できるとは限らない。
✅ 大手塾の集団授業に移行することで、質問の機会が減り、成績が伸び悩むリスクがある。
✅ 個別指導+大手塾の併用は、学費がかさみやすく、本当に必要か慎重に判断すべき。
✅ 最も大事なのは、「自分に合った学習環境」を選ぶこと。
まとめ:「自分に合った塾を選ぶことが最優先」
この動画では、 「高3になったら大手塾に行く」という判断が、本当に正しいのか?」 という疑問を投げかけています。
単なる 「ブランドや安心感」 で塾を選ぶのではなく、 「自分に必要な学習環境は何か?」 を慎重に見極めることが重要だと強調されています。