質問解答:【奇跡の実話】四谷偏差値30代から50まで伸びた!
質問
四谷偏差値5年生で偏差値30後半で、偏差値50まで上がることはありますか?
浜崎の回答
結論:めったにない、ほぼない
膨大なデータを見てみたら、そういう人が一例もいないかって言ったらいると思いますよ。じゃあ頻繁に起きる現象ですか?って言ったらそんなに頻繁に聞いたことはないですね。
だからこの方の質問に答えるのであれば、そうめったにない、イコールまあないって言ってもいいんじゃないかなとは思います。
ただし、分析が必要
ないって言い切っちゃうと可哀想なので、ないならないなりに分析した方がいいんですよ。
パターン①:努力不足型
30後半っていうのが、例えば:
- 漢字一切やってない
- 理科社会の暗記から逃げまくってる
算数国語の思考系が偏差値45なのに、理科社会で足引っ張って30だとしたら、努力をすれば偏差値40ぐらいまで行く可能性あります。ただ、50ってなるとなかなか厳しいけどね。
でも今努力できてない人、その努力できてない日々の振る舞いも含めてその人なんで、なんかよっぽどすごい洗脳とか説教とかでもしない限りは変わらないかもしれない。でもそれは何かそういうきっかけを与えれば理論上あり得ます。
パターン②:理解不足型【ここがポイント】
算数、国語、特に算数と理科の物理化学みたいないわゆる理系チックな分野に関して言うと、授業がよく分かってない。なんかよくわかんないまま公式を無理やり覚えてるっていう風に、理解ができてないからその偏差値だっていう可能性は多分非常に高いです。
残酷な話:頭脳の問題の場合
申し訳ないけど、そういうタイプの人はそういう頭脳に生まれついているので、ある日突然なんか雷かなんか打たれて頭脳の性質が変わって「今まで授業わかんなかったのが授業を聞いたら一発でわかるようになった」っていう人になることは多分ないです。
よく親の声かけでっていう人いるんですけど、そんなね、親の声かけなんか魔法じゃないんで、なんかいい声かけしたからとか意識が変わったぐらいでも、頭脳のこと、もっと申し訳ないですけど、持って生まれた知能指数とかってあんまり変わんないです。
だから、そのまま行ったらそのままの偏差値、なんならもっと周りが成長するんでもっと悪くなるかもしれません。
ただし!奇跡が起こる条件
個別指導・家庭教師で本質を教えてもらえたら変わる可能性あり
ポジショントークで個別指導で解決できることの方が得意なんでそっちばっかり行っちゃうんですけど、家庭教師とか個別指導とかみたいに、まあ誰でもいいんですよ、近所のお兄さんでも、お父さんお母さんがすげえ研究して親塾やってもいいんですけど。
集団授業ではない形で、個人的にそのわかんないところをじっくり教えてあげる、説明してくれる人に出会ったら、「塾の集団塾の授業ではわかんなかったけど、この人に教えてもらったら分かるようになったぞ」っていう風に言って、しっかり本質が理解できたから、算数偏差値50ぐらいまではね、行くことは十分あり得ます。
2つの理解できてないパターン
- 塾の授業はいいこと言ってるけど、子供の理解力がなくて理解できてない
- 塾がそもそも悪い授業してる
- なんでこうなるんだろうっていうところをすっ飛ばして、もう手順ばっかり教える
- 台形で言うと(上底+下底)×高さ÷2を覚えろって言って、なんでそうなるかは全然教えない
- これだと結構ね、伸びない
パターン暗記の授業をしてる集団塾だった時に、しっかり本質から考えさせてくれる先生に出会えば「あ、分かったわ」って言って、理解できるようになったらあとはしっかり復習すればいいんで、それがボーンと上がる可能性はあります。
国語の場合
暗記系ができてないパターン以外、突然ボーンと上がることはない。
でもこれも算数と一緒で、しっかりその国語についてもじっくり深く読み込ませて考えさせてくれるような個別指導とか家庭教師を見つけて、「あ、なんか今までと全然違う読み方ができるようになった」ってなれば、変わる可能性はあります。
まとめ
一般的に一言で言うと、やり方を変えない限り、突然偏差値30の子が50に上がるということはないです。上がる時にはちゃんと上がる理由があります。
上がるにはなんかそれなりのすごい大きな変化がないといけないので、なかなかそんな変化とかそういうのをうまく教えてくれる先生に出会えない人の方が多いので、まあそん頻繁にあるもんじゃないですよとは言っておきますね。
実例:うちの塾では起きてます
なんか皆さん私を国語だけの人だと思ってるみたいなんですけど、実例で言うと、今見てる子で本当もう四谷大塚偏差値の多分30代ってか、もうお母さんが受験辞めようって言ってたぐらいの子がいて、わかんない人が来る塾なんで、わかんない人の気持ちを色々解析して、こういう風に分かんなくなってるから、こういう風にアプローチしたらわかるようになるっていうのも結構引き出しがいっぱいあるんで。
それを駆使して教えてあげたらだんだんだんだん算数できるようになってきて、ついに四谷大塚の組み分けで偏差値50超えたとかいますよ、うちの今の生徒、今ちょうど小6の子なんですけど。
結構だからそういう意味で言うとね、私は広島では今まで数々の算数での奇跡を起こしてきました。はい、もう奇跡起こし慣れてます、飽きてます。
最低条件
教えてあげたらわかるようになるぐらいの頭脳があること、最低条件なので。
正直よくいるんですよ、その中学受験で勘違いする保護者の方で、小学校の勉強もいっぱいいっぱいで、小学校の勉強も教えてあげないとできるようにならない人が中学受験に挑んでるパターンだったらこの奇跡は起きません。
そういう場合はもう諦めて中学受験に撤退した方がいいですね。
あくまでも集団塾の授業では理解できなかったけど、いい個別指導、家庭教師に教えてもらったら、「ああ、わかるようになったわ」っていう現象が起こせるのであれば、こういう偏差値の急上昇っていうのはあります。
