浜崎アカデミー で国語が伸びる ー記述の鬼ー
うちの塾の国語指導
まあほとんどね、僕に国語習ってる人とかはご存知だと思うんですけど、あえてね、初めての人向けに言っとくと、うちの塾は国語の指導はもう基本的に記述しかさせません。
しかもそれは設問についてる記述問題をやらせるのではなくて、講師がその場で生徒の顔とか見ながら、その問題文に即して、「これちょっと説明してよ」とか、「こん時の気持ち説明してよ」とか、「これの理由ってどういうこと?」とか、「ここに書いてあるこの考え方って何?」とか、問題出してね、それを記述で答えてもらいます。
だからもう書かされることしかうちはしません。選択肢から選ぶなんてことはしないんですよ。
僕冗談で僕の生徒のことを**「被害者の会」**って言ってるんですけど、僕に「書け書け書け書け書け」ってね、書かされまくる被害にみんな遭うんですよ。
なぜ記述で伸びるのか
①記述の方が脳を使う
ア・イ・ウ・エ・オから選べっていう問題と、「これについて理由を自分で書きなさい」っていう問題だと、極端なこと言えば、ア・イ・ウ・エ・オの問題ってあんまり頭使わなくても、「なんかこの言葉あったな」とかって、なんとなくできるんですよ。
ただ記述ってなんとなく書くのはできないんですよね。やっぱりしっかり説明して書かないといけないから、書こうとなると、そのためにはちゃんとそれが文章中でどういうことを筆者が言ってるかっていうこと、どういうことが物語で行われてるかってことを把握してないと書けないんですよ。
②「書きなさい」で読み方が変わる
「これについて説明書け」って言ったら、説明するためには絶対に文章から情報をしっかりと取ってこないと読めないんですよ。
だから実は**「書きなさい」って言われたことによって初めて、生徒は、ア・イ・ウ・エ・オから選ぶ時よりももっと能動的にその話から情報を取らなきゃいけなくなる**んで、やっぱり読み込むね、深さっていうか姿勢が変わってくるんですよね。
重要:因果関係が逆
みんな「読んでないから書けない」っていう風に思ってる人が多いんですけど、違うんですよ。「書こうとしないから読まない」っていう方が正しいんですね。
よって、この1回書くっていうアウトプットを決めてあげることによって、初めてその生徒の読解のインプットは変わってくるので、「ちゃんと読め、ちゃんと読め」って言っても意外と変わんないんで、読まないと死ぬみたいなシチュエーション作った方が早いんですね。
具体的な指導法
設問は使わず、アドリブで質問
論説文なんかそうなんですけど、ここの部分のここからここの話の展開が分かってないと、このお話ついていけないよね、みたいなポイントを講師の皆さんは是非狙ってアドリブで問題出しちゃってください。
極端な話、そのスタートから「こことこことここの部分分かってないと、そもそも問1行けないよね」って言って、そこを僕は質問しまくって書かせてるだけで、最初の10行だけで授業1回終わっちゃうなんてこともザラにあります。
1つの文章を最初から最後まで
そうやって1個1個の論説文の理屈の展開の1個1個を追いかけていくような気持ちで、記述問題出して書かせて考えさせていく。これを1つの文章を全部最初のトータルまでやると、筆者がこういう風に理屈を作って、論説というものを展開してるんだね、っていうのに初めて体験できるわけですよ。
「どうだった?この文章を改めて読んでみたらどう思う?」って言ったら、「全然見え方が違う」ってみんな言うんですよ。
相手の反応を見ながら
アドリブで相手の反応を見ながら、「ん?この話の展開、こいつ付いてきてないんじゃないかな?」みたいなものを口頭で、「ここ説明してみてよ」みたいな感じで記述で書かせてください。
- 「あ、ここ分かってるな」と思ったら飛ばせばいい
- 「あ、全然分かってないな」と思ったら細かくやった方がいい
- それは個別指導の強み
- 最悪どうしようもなくわかんない場合はもう答え喋っちゃってもいい。「じゃあ今の聞いたよね」って言って、「じゃあ書けるよね、書いてごらん」だけでも十分授業として成立します
案外書けないんです、それでも。
なぜうちの塾は勝てるのか
極端なこと言えば、これをやる塾ってほぼないんで、世の中に。これをやる塾が他にあったらいいんですけど、ほぼないんで、これをやるだけで、うちの塾はもう勝てます。
基本コンセプトとして、みんながア・イ・ウ・エ・オとかその設問についてる問題しかやらないのに対して、こっちは生徒の顔を見ながら、一人一人に合わせて脳みそを追い込むように、「これどういうこと?説明して書いてみて」っていうのをやらせるので、そりゃあ伸びるよね、っていう話なんですよ。
まとめ
こんな感じのことをうちの塾ではやっております。ガンガン記述させて脳みそを追い込んで考えさせて、アウトプットを決めることによってインプットの質を上げていくっていう指導はね、やっておりますので、オンラインでもできますので、良かったら体験授業、有料ですけどやりますので、声かけてください。
ポイント:
- 選択肢は使わず、記述のみ
- 設問ではなくアドリブで質問
- 「書こうとしないから読まない」
- アウトプットでインプットが変わる
- これをやる塾はほぼない
