【国語の抜き出しのコツは抜き出さないこと!? 1ポイントアドバイス】
抜き出し問題は実は博打
国語の抜き出し問題、「10文字で抜き出しなさい」とか「13文字で抜き出しなさい」とか、「20字前後で抜き出しなさい」とか、そういう問題が多いと思うんですけど、結構ね、あの手の問題ってね、博打なんですよね。
- 一瞬で見つかれば一瞬で5点とか6点とか点数取れる
- 見つかんなかったら延々それを探し続けて、結局見つからなかったり、ずれたりしたら0点
あれ実は博打なんですよね、抜き出し問題っていうのは。
なので、テスト時間が足りない人に真っ先にお勧めしているのは、抜き出し問題をしないこと。パッと思いついて見つかるときはいいんだけど、そうじゃない時はあんまり時間かけないっていうのがお勧めですね。
記述の方がコスパがいい
そういう意味で言うとね、記述問題の方がコスパがいいんですよ。ある程度できる人にとっては。
ある程度なんか書いとけば部分点で半分ぐらい点数もらえたりするので、0か100ってことがないんですよね。
問題:点数をかすめ取ろうとしすぎ
皆さんですね、私から言わせたら、点数かすめ取ろうとしすぎなんですよね。
「13文字で抜き出しなさい」って言われたら、「じゃあ13文字は」って言って、ずっと13文字ばっかり字数数えている人が多いんですけど、こんなことするからね、できないし点取れないんですよ。
学校側の視点
考えてみてください。自分の学校にできるだけ優秀な生徒が来て欲しいって学校の先生だと思ってください。
その時に、例えば「13文字を抜き出しなさい」で、全く話は理解してないけど、字数数えて、運良く13文字見つけました、はい、点数5点ください、みたいな人に入って欲しいですか、自分の学校に?
頭ん中空っぽなんですよ。話理解してないんですよ、文章の内容。そんな人間入って欲しいわけないですよね。
コツ:抜き出さないこと
コツはですね、簡単なんですよ。13文字とか15文字とか、その字数を1回無視して、記述問題だと思って答えるんですよ。
具体的な方法
例えば「これこれはどういうことですか?」とか「理由は何ですか?」って設問があったら:
その設問に対する正しい答えを1回記述問題だと思って作ってみるんですよ。
- 「これってこういうことだよね」
- 「たかしにひどいこと言われて傷ついたから」
- 「たかしの言葉がこたえたから」
ちゃんとその内容が答えられる人ってのは、その記述書く最中に「あ、ここ答えじゃね?」っていうのが見つけれるんですよ、実は。
だから字数から攻めていくよりも、内容から「こういうことだよね」とか「こういう可能性があるよね」って攻めた方が、実は13文字、13文字って数えるよりも、こっちの方が正解にたどり着きやすいんですよ。
どっちの人間になりたいか
どっちの人になって欲しいですか?
- 話は全くわかんないし、分かろうともしてないし、字を目で追ってるだけだけど、字数だけ見つけて探っていったらたまたま13文字当てれた、だからその分点数もらったっていう人
- ちゃんと話の意味を理解して、「あ、これどういうことですか?じゃあこれに対する答えってこうだよね」ってことをしっかり考えて、「あ、だったらこれ答えじゃん」って見つけれる人
保護者の皆さん、どっちに自分の子になってほしいですか?
まあ多分絶対後者だと思うんですよ。で、僕が学校の先生やったら、その後者じゃない人間は入ってほしくないです。
まとめ:王道が最短距離
実は抜き出し問題は、抜き出すのをやめる。
もっと言うと、中身が伴ってないのに点数だけかすめ取ろうみたいなカンニング根性は持たないことです。
結局近道とかテクニックとかみたいなものはないし、テクニックで中身のない人間が入ってこようとしたら、僕がその学校の先生だったら、そういう人間が入ってこれない対策します。
本当に難しい学校になったら、開成とかそうなんですけど、全部記述問題ばかり出るんですよ、はっきりと。
結局記述ができる人になるように頭を使った方が実は最短距離なんですよ。
記述は無理だから記述はしない、答え書かないけど、抜き出しならできるみたいな、そんなケチな根性で点数だけかすめ取ろうとするから、結局できなくなるんですよ。
結局勉強は本質を大事にして、ちゃんとどストレートに理解して答えるっていうのが王道なのでですね。
私に聞いたらなんかこの頭の変わった人がなんか特殊な方法教えてくれるんじゃないかなと思うんですけど、意外と僕の答えってど直球の王道です。
ポイント:
- 抜き出し問題は博打
- 記述の方がコスパがいい
- 字数ではなく内容から攻める
- カンニング根性を持たない
- 王道が最短距離
