漫画で国語力が上がる!? 常識の逆を行く、なる式作文講座
こんにちは。広島で個別指導塾「浜崎アカデミー」を15年運営している、なるちゃんこと濱崎亨です。
今日は、私が月1ペースで開催している「作文講座」についてお話しします。
※2023年2月投稿の動画です。現在のお申し込みにつきましては公式LINEにてお問い合わせ下さい。
「漫画で国語力が上がる」は本当か?
タイトルを見て「漫画なんか読んで国語力が上がるの?」と疑問に思った方も多いでしょう。
結論から言うと、普通に漫画を読んでいるだけでは国語力は上がりません。
みんながジャンプを読みまくれば国語力が上がるなら、誰も苦労しませんよね。
では、なぜ私の作文講座では漫画で国語力が上がるのか?
答えは簡単です。大好きな漫画について「語る文章」を書いてもらうからです。
「遠足の作文を書きなさい」「運動会の作文を書きなさい」と大人から強制されるテーマでは、子どもはやる気が出ません。
でも、「進撃の巨人が好きだ!語りたい!」「約束のネバーランドについて書きたい!」という自分の情熱があるテーマなら、普通の3倍、5倍頑張れるんです。
国語力を伸ばす本質:「書くこと」
実は、みんな「書く」を軽視している
よく聞かれます。「何をしたら国語が伸びますか?」「家でできることを教えてください」
私の答えは一貫しています。基本的に、たくさん書けば国語力は上がります。
実は、みんな「読んでから書く」と思い込んでいて、書くことを軽視しがちです。でも、大量に文章を書いて国語力が上がらないことはありません。
私の指導を一言で表すなら、**「ひたすら書かせること」**です。
書くことで:
- 読み込む量が増える
- 考えることが増える
- すべての力の源泉になる
現代人が運動不足なのと同じように、現代の子どもたちは「書く機会」が圧倒的に少なすぎるんです。
実際の成果
作文講座での変化
過去の参加者のほとんどが、親御さんが驚くほどの量を書きます。
「え、うちの子がこんなに書いたんですか?」と言われるほど、紙2枚びっしりになるくらい、ほとんどの子が書けるようになります。
「うちの子は書けない子だ」と思っているかもしれませんが、それは違います。適切にアウトプットする回路を作ってもらっていないだけなんです。
実例:空想科学読本での成功事例
去年、小学3年生の子に空想科学読本を使って指導しました。
コナン、弱虫ペダル、サザエさんなど、子どもが興味を持てる題材について、私が質問を出して記述を書いてもらう。これをひたすら繰り返しました。
その子は今、小学4年生になって四谷大塚の問題集が余裕で解けるようになっています。最初は国語が苦手だと言われていた子なのに、です。
なぜ「書くこと」が重要なのか
考えてみてください。
「日本の経済について語ってください」と言われても、ほとんどの人は書けません。
でも、自分の子どもの話や、身近な話題なら書けるはずです。
つまり、書ける・書けないは、テーマ設定によるものが大きいんです。
そして、何のテーマであっても、たくさん書くことで「書く側の気持ち」が分かってきます。
国語は理屈の塊です。自分が語る側にならないと、相手の理屈についていけません。書く側に回ることで、「こういう風に理屈を作らないと伝わらないんだな」と理解できるようになります。
小学3年生以下は特に効果的
変な国語の問題集を解くよりも、自由に好きなテーマで文章を書いた方が絶対に伸びます。
国語の問題集は、国語力を伸ばすための手段の1つに過ぎません。
国語力の最終目標は:
- 人の文章をちゃんと読んで理解できること
- 自分の言いたいことを適切な言葉で書けること
この目標に到達するために、書く機会を作ることは不可欠です。
家庭でできること
ポイント:必ず紙に書き出すこと
好きな漫画、好きな作品、好きなものについて書いてみる。これだけで国語力に繋がります。
ただし、口で喋るのはダメです。口で喋っても国語力は上がりません。
必ず紙に書き出す。そのしんどさを乗り越えることが大切です。
作文講座について
月1ペースで開催していて、オンラインでも参加可能です。
「書くのが大嫌い」というお子さんでも、好きな漫画がテーマなら「やってみようかな」と思えるはずです。それがこの講座の設計なんです。
ただし、嫌がる子を無理やり連れてくるのはやめてください(笑)
実績:偏差値30台から半年で偏差値65(四谷大塚のC問題)に上昇した生徒も!
体験された方は皆さん感動されているので、興味のある方はぜひお試しください。
