受験生へのエール:国語で困ったら「駄作を作る勇気」を持て!

 

受験生へのエール:国語で困ったら「駄作を作る勇気」を持て!

こんにちは。今日は受験生の皆さんに、とっておきのエールを送りたいと思います。

漫画『吼えろペン』から学んだこと

この話の元ネタは、島本和彦先生の漫画『吼えろペン』です。これは漫画家を主人公にした作品で、仕事への情熱が湧いてくる不思議なエネルギーを持った漫画なんです。やる気が出ない時、ぜひ読んでみてください。

「駄作を作る勇気」という名言

『新吼えろペン』の中に、こんなエピソードがあります。

主人公の炎燃先生が、なかなか新作を出さないシンガーソングライターのジュラクとラジオで対談する場面です。ジュラクが「駄作を出してしまったらどうするんですか」とプレッシャーを語ると、炎先生はこう言い放ちます。

「君には勇気が足りない。君に必要なのは駄作を作る勇気だ」

炎先生いわく、「常に傑作なんて作れない。3回に1回いいものができたら神に感謝。でも連載に穴は開けられない。駄作を作る勇気も大事だし、駄作でも金をもらうのがプロだ」と。

受験本番での「駄作を作る勇気」

これが受験にどう関係するのか。特に国語の記述問題についてです。

本番でテンパって、完璧な答えを書こうとして何も書けず白紙になってしまう…そんな経験、ありませんか?

白紙は0点、でも駄作なら部分点がもらえるかも

普段の勉強では、しっかり考えて文脈を捉えて書くことが大切です。でも、本番で時間がない時、どうしても分からない時は、駄作でいいから書きましょう。

  • 完璧を目指して0点になるより、駄作を書いて部分点をもらう方がマシ
  • 「ちょっと分かってないかも」と思っても、書けば点数がもらえる可能性がある
  • 意外と当たって半分くらい点数がもらえることもある

書かなければ0点。書けば何かが起こるかもしれない。

注意:これは本番だけの話

ただし、くれぐれも注意してください。**これは受験本番という究極の状況でのアドバイスです。**普段の勉強から駄作を繰り返していたら、力はつきません。

算数は計算ミスしたら0点なので、分からないものは無理にやらない方がいい。でも国語は、なんとなく書いたものが当たって点数をもらえることがあるんです。

まとめ

迷ったら何か書く。駄作であっても上等。駄作を作る勇気を持って、堂々と書いてきてください。

白紙よりマシです。

受験生の皆さん、頑張ってください!


※この内容は、昨年も話した内容を今年版にアップデートしたものです。島本和彦先生の『吼えろペン』、本当におすすめです!

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