巣鴨合格SKくん

「早稲田の過去問、国語60点中8点」から巣鴨合格まで──2ヶ月で何が起きたのか

6年生の11月。早稲田中学校の過去問で、国語が60点中8点でした。
お母さんは体験記にこう書いています。自分の目を疑ったけれど、何度見ても8点だった、と。入試まで、残り2ヶ月半。それでもこの子は、巣鴨中学校に合格しました。

今回の動画では、SKくん本人とお母さんが書いた合格体験記を、私が丸ごと読み上げながら解説しています。この記事では、その入口だけをご紹介します。

1. 1年間、偏差値は動いていませんでした

SAPIXでの国語の偏差値は、50くらい。知識問題は取れるのに、選択肢は外し、記述は何が言いたいのか分からない文章になる。過去問の得点率は3割前後でした。塾の先生からは「受験の直前まで伸びる子もいるから」と言われていたそうです。私は動画の中で、この言葉に一言だけ挟みました。全員が伸びるわけではないですよね、と。

2. お母さんが下した、いちばん重い決断

お母さんが選んだのは、塾の国語の宿題を捨てるという判断でした。今まで塾で成績が上がらなかったのだから、塾の宿題は捨ててキジュツバをやりなさい。私が動画で言っていたこの言葉を、信じてくださったそうです。当然、ご家庭の中では反対もありました。今から新しいことを始めるのは悪手だ、と。息子さんは板挟みです。
お母さんがこの状況をどう切り抜けたのかは、体験記の中でもかなり印象的な部分でした。

3. 入塾1ヶ月で、クラスの下位から1位へ

指導が始まったのは6年生の12月。月3回ほどのペースでした。
その1ヶ月後、SAPIXのクラスで国語の成績が1番だったと、嬉しそうに帰ってくるようになったそうです。それまでは、下から数えた方が早かったのに、と。本人の体験記には、塾の国語の正答率が5割から8割に上がった、と書かれています。

4. 「疲れた」は、効いている証拠です

SKくんは体験記にこう書いています。授業のあとは疲れすぎて糖分が欲しくなる。5問解いたら、日曜のSS特訓で9時間勉強したのと同じくらい疲れる、と。
1月の長時間授業のあとは、夕飯も食べずに18時まで寝ていたそうです。これは脳の筋トレです。ひどい筋肉痛が来ているということは、効いているということです。
逆に言えば、疲れない国語の勉強では、たいてい何も起きていません。

5. 何が変わったのか、本人の言葉で

面白かったのは、本人が自分の欠点を言語化できていたことです。
選択肢を消去法で処理していたこと。気持ちの変化のストックが足りなかったこと。文章の意味も分からないまま、本文の言葉を使ってなんとなく記述を書いていたこと。そして、名探偵コナンで犯人が分かったあとに、動機を考えるようになった、とも書いています。
私が教えている「先を考えて読む」が、そのまま生活に入り込んだ証拠です。

6. 海城には届きませんでした

1月末には、海城中学校の過去問で合格者平均点を取れるまでになりました。
それでも、海城の合格には至っていません。けれどこの子は、あまり落ち込まなかったそうです。全力を出し切ったという満足感があった、と。そして巣鴨中学校の合格を見たときは、空に舞い上がるような思いがした、と書いています。

7. 動画では、この先を話しています

記事に書ききれなかった部分——お母さんが「息子に申し訳ない」と書いた理由、ご家庭の中で実際に起きていたこと、私が2ヶ月で何をしたのかは、動画で全部話しています。本人が書いた体験記は、原稿2ページ半ほど。もともと、こんなに書ける子ではありませんでした。
その変化そのものを、ぜひ見てください。

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「塾長の話は、才能がある人だけの話だと思っていました」教え子が体験記に書いた一文

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