合格体験記 ND清心中・広大附属中合格 S・Sさん 先生編 その③

ただ、振り返ってみると彼女との授業はすごく楽しかったし、やり甲斐がすごくありました。

 

だって、宿題は絶対やってきてくれるし、理解力はクソ高いのです。

「どう説明したら分かってくれるだろう?」と悩むことはありません。

「どういう問題をぶつけたら苦しめられるだろう?」と、仮面ライダーにぶつける怪人を選ぶショッカーの幹部の気分です(笑)

彼女が「うーん。分かりません。」と言ったら、やっと僕の存在価値が発生します。

ただ、小6くらいになるとこっちも余裕なかったです。

こっちも「うーん」って考える問題に出くわすこともよくありました。

 

小6の時に「近畿の中学」の算数の発展編を使いました。

これは、その前年度に全国の有名中学の入試問題で出題された問題の中から、難解な良問を抜粋した問題集です。

これは難しいです。

だから、もう10年もこの仕事をしている私でも、「うーん。これはどう解くんだろう?」となるのです。

これがSさんにやらせるのには最適でした。ただし、並の受験生には渡しません。並の子だと、解けなくて自信喪失しますからね。普通の(と、言っても一般人から見て十分難解な)問題集はスラスラ解ける子にしかお勧めしません。

 

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