合格体験記 ND清心中・広大附属中合格 S・Sさん 先生編 その④
たまに、「数学は暗記だ。」と言う意見を耳にすることがあります。
これは、ある部分までは当たってます。
と、言うのは数学(算数)の問題は定番のパターンがあります。
生徒にとっては初めてですから。「え?、これどうするのですか?」と戸惑います。
でも、私にとっては「ああ、これか。よくあるやつだ。」となります。
この単元だったら、ちゃんと理解してるか試すにはこれだ、と言う問題のパターンがあるのです。
いや、もっと言うとほとんどがパターンに分類できます。
これを、最初はわからなくても。説明を聞いて「理解して」、「覚える」まで復習すれば数学はできるようになります。
惜しいかな、この「理解する」ができなくて、「とにかく暗記する」になってる人か、「分からないから諦める」になってる人が大半ですが。
そういう意味で数学(算数)は「理解する暗記」です。
ただ、それで終わりではないのです。
難関の大学や中学は結局「アタマのいい子」が欲しいのです。
努力して覚えただけの子は欲しくないのです。
それで、パターンを超えた、もっとひねった難問を独自に考えて出題します。
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