合格体験記 ND清心中・広大附属中合格 S・Sさん 先生編 その②

さて、前回はちょっとげんなりする内容ですみませんでした。

足が速い人がいて遅い人がいる、背の高い人がいて低い人がいるように、勉強の理解力も高い人もいるし低い人もいます。

平等じゃないのが現実です。

S・Sさんの合格は95%は彼女の地アタマと努力する才能のたまものです。

偉そうに先生目線の体験記を書いてますが、僕の功績では「ほぼ」無いです。

お母さんが書かれてましたが、3歳までの10000冊の読み聞かせなど、幼児期に脳を鍛えられたのは素晴らしいと思います。

これは、うちの幼児クラスに体験授業に来られた方に話すことですが、私のところに通って授業を受ける小学校高学年の頃には、だいたい脳の理解力は決まってます。

この人は理解が速いからスピードを上げて教えたりもっと難しい問題をやらせてもいいな、とか、この人はゆっくりしか理解できないから説明を丁寧に工夫して基礎問題からやらせないとな、とか、生徒の頭脳の質を感じて私は授業の内容を変えます。

自画自賛ながら、この調節ができるのが私の技だと誇ってますし、これができるから私は賢い子だけではなくてそこそこの子を伸ばせていると自負してます。

ただ、アタマのタイプを授業の仕方で変更することはできません。

ゆっくりの人はゆっくりのままです。速い人はS・Sさんのように元々速いです。

このアタマの質は、全て遺伝子で決まるわけでなく、2~6歳の環境過ごし方がおおいに影響するそうです。

楽しそうにお遊戯している幼稚園くらいが実は一番大事で、勉強分からなくなってから塾に通わすのは実は後手に回ってるとも言えます。

ですので、S・Sさんのお母さんが3歳までに10000冊の読み聞かせをされたというのは、普通の人が聞けば「入れ込んだ教育ママ」に聞こえるかもしれませんが、非常に効果的な教育をされたと思います。

S・Sさんの地アタマも、実はかなりの部分幼児期のお母さんの頑張りのおかげではないか?と思います。残念ながらどこまでが遺伝で、どこからが幼児の教育のおかげか判別がつきませんが。

どうでしょう、小さいお子さんをお持ちの皆さん、うちの幼児クラスの体験をしてみませんか?

 

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