合格体験記 ND清心中広大附属中合格 S・Sさん 先生編 その①
最初に書いておきます。
この人は特別です。
この子は元の地アタマがすごく良かったです。
そして、負けず嫌いです。手も抜きません。
この人に出した宿題をしてこなかったことは一度もありませんでした。
それどころか、「ここはできたらやってきてね。」と、プラスアルファで指示したことは絶対にやってきました。
たまにいるんです、こんな頭脳も努力も兼ね備えている人が。
(元のアタマがいい分、それにあぐらをかいて努力を嫌う人ってのはよくいるんですけどね。 数学が得意だけど、社会や英単語を覚えないってタイプです。)
ちなみに、彼女の将来の夢はバイオリニストです。 勉強よりバイオリンの方に情熱を傾けてます。 バイオリンの弾き過ぎで腱鞘炎になったこともあります。
普通、痛くなるより前に練習をやめますよね?努力する才能も持ってるのだと思います。
6年生の11月に1週分授業がお休みになりました。
「コンクールの全国大会に出るから」でした。
普通だと、「受験直前に何してんの!?他の習い事はお休みしなさいよ!」と怒るところでしょう。
ただ、私は彼女の学力を分かってたので 「じゃあ。コンクールでいい結果が出るよう頑張ってね!」 と、送りだしました。
結果は受けた学校は全部合格です。
はっきり言って今回の投稿では、皆さんの参考になる話は一切ありません。
彼女ができたのだから、と勘違いして、自分も上手くやれば習い事もしながら、週一回個別指導の塾に通うだけで、清心や附属に受かると思わないでください。
S・Sさんのお母さんは疑問に思ってらっしゃいましたが、 普通の方は大手の塾に週3回通ってください。小4から。 終わらない宿題にヒーヒー言って下さい。 他の習い事はできるだけセーブして下さい。
それでも、定期テストの結果は芳しくないこともままあります。
算数は分からない問題だらけかもしれません。
暗記がなかなか覚えられないかもしれません。
親子共に頑張ったのに、行きたい学校には受からないかもしれません。
あえて言います。
それが、中学受験です。
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