質問解答:【聖光や渋々合格したい!】超難関校の選択肢問題は記述より難しい!?
質問
聖光や渋渋のように難しい文章の国語の選択肢問題を対策する方法はあるのか?
浜崎の回答
あります
あります。簡単です。簡単というか、やることは簡単だけど指導は難しいです。
対策方法
選択肢見ないでください。その「あいうえお」を隠して、それに対する正解を記述で書く。基本的にこれですね。
なぜこの方法なのか
皆さんね、調子に乗る人多いんかな、いやもっと言葉悪くてバカなのかなと思うんですけど、てかね、バカな問題も多いんですよ。
何がバカかっていうと、理解してないけど、なんかテクニックで選択肢の問題だったら丸が取れて、点数掠め取って国語が分かってる人のふりができるっていう風に思ってる人が多いんですよ。
実際に4年生とかまでのレベルだったら結構そういうレベルの低い問題も多いんですよ。
だけどね、難しい学校になってきたら、話が理解できてないのに選べるわけないような風に選択肢の問題作るわけですよ。渋渋とか聖光は僕からしても手強いものになるんですけど、だから「この言葉が入ったから正解だ」とかね、そんなんで選べるようなもんじゃない。
学校側の視点
考えてみて欲しいんですよ。あなたが渋渋、聖光の先生だと考えてください。
私は国語をあんまり考えないし、深く考えて頭がキーってなるんだけど、なんか選択肢ならその辺の言葉をうまく探して「あ、これじゃないかな」と思って今まで点を取ってきました、みたいな人で、本当に話分かってんの?これ書いてみてって言ったら書けません、みたいな人に入ってきて欲しいですか?
絶対そんな奴に入ってきて欲しくないんですよ。
だから、あなたの学校が選択肢の問題で出題するっていうのは、ちゃんと選択肢で出題してもしっかり本質的に考えて話を理解してる人間でないと正解ができないように作ってるっていう自信があるから、選択肢でも出せるんですよ。
記述も選択肢も本質は同じ
麻布とか開成とか桜蔭とかは文中に答え書いてないものを書かすような記述を出すわけですけど、まあ全部一緒なんですよ。
本当に作者の言いたいこととか、その物語文のそのクリティカルな心情とか一番大事な部分が理解できてますか?っていうのを試してくるのが国語なんですよ。
選択肢と記述の関係
僕にすればその「あいうえお」の選択肢を選べるのに回答が書けないやつなんてありえないです。
むしろありえるのは、あのレベル、難易度になったら書いてみって言ったら書けるんだけど、選択肢のひっかけというかちょっとした彩で、なんか話の本質は分かってるのに間違えるならあります。
だから、「あいうえお」を見ずに書いてみて、書けもしない奴ができるわけないです。
大きな勘違い
だから聖光、渋渋だったらなんか記述をしなくていいから、国語が苦手な我が子でもチャンスがあるかもって思う人は大馬鹿です。
ごめんなさい、いくらなんでも言い過ぎた。別に僕が死んでくださいじゃなくて、もうそういう人はちゃんと地獄に落ちるように、点が取れないように、そういう学校の問題作ってあるんで、行ったら死にますよ、その発想で言ったら。爆死します。
だから僕は逆にあの手の学校は怖えなと思いますね。あの手の学校を受けるぐらいだったら、開成とか麻布とかみたいなところで、ちゃんと自分がわかってることはある程度書けばある程度点数もらえるんで、受けた方が逆にコスパいいと思いますけどね。
実際の対策
聖光とかになってきたら、もうその選択肢もかなり巧妙に作ってるんで、ただ記述回答を書くだけじゃだめで、自分がこの問題を出題した人間であるのならば、「これとこれとこれとこれとこれを書いとって欲しいよね」みたいな採点項目全部列挙するぐらいの書き方をする。
こういうことを答えて欲しいんでしょ?っていう風に相手が求めてることの予想をしてもね、ちょっと選択肢がひねってあったりするんですよ。
今僕が言ったその模範解答の採点項目全部列挙できるぐらいの記述をやってもらえば、まあできる人だったらできますんで、まずそういう能力を身につけようっていう発想で、なんか選べばいいんだよみたいな、適当なマインドだったら絶対爆死するんでですね。
むしろ記述問題より難しいと思ってやった方がいいですね、あれは。
まとめ
- 対策:選択肢を隠して記述で書く
- 難関校の選択肢は本質理解がないと選べない
- 「記述がないから楽」は大間違い
- 選択肢を選べるのに記述が書けないのはありえない
- むしろ記述問題より難しいと思って対策すべき
