2025年11月03日

「褒められるのが嫌い」という子どもへの対応

質問

子どもに「頑張った過程」や「努力」を認めて声をかけると、「褒められるのが嫌い」と言って嫌がります。「頑張った過程」や「努力」を認めていることを、言葉以外でどう伝えればよいですか？また、「あなたはあなたでいい」ということを、声かけ以外の形でどう伝えられますか？

なるちゃんの回答

なかなか深い質問ですね、これは。

てか不思議な子供ですね、これ、褒められるのが嫌いっていうね。

まず、この保護者を褒めます

でもこれ、頑張った過程とか努力を認めてるっていうのは、これ僕もよくやれって、これできるのがいい親だって言ってるので、非常に素晴らしい保護者じゃないかなと思うんですけどね。

しかも「あなたはあなたでいい」っていう風に言ってるので。

「声かけ以外の形でどう伝えられますか?」、でもなんかそれを既に心の中で思ってそうなんで大丈夫な気もするんですけどね。

なんで褒められるのが嫌なのか？

なんで褒められるのが嫌なのかな。

まあ中にはストイックな人も世の中にいてですね、

あの、自分に妥協せずにどんどんどんどんその上を目指して頑張るのが好き、みたいなタイプの人がいるので、もしお子さんがそういう子だったとしたら、なんか安易に褒めてもらうのがと自分がそこに安住するのが嫌だって風に思ってるのかもしれないですね。

ちょっとストイックに登る。だとすれば、それはそれでお子さんがストイックなんだからいいんじゃないかなと思うし。

うーん、そうですね、「認めてることをどう伝えればいいですか?」、

伝えなくていいんじゃないかな。

もしかして、親子関係に問題が？

何なんでしょうね。ただそのストイックに頑張るタイプじゃないとするならば、なんかそこの親子仲に問題がありそうな気もするんだけどな。 よっぽどこの保護者がなんか理由があって嫌われてるか。嫌われてるから「あんたなんかに褒められたくない」っていう風に言われちゃってんのかなあ。でもなんかこの過程や努力を認めようとしてるから、いい保護者っぽいんですけどね。

わかんない。ただ文面だけで判断してるだけなんで、ここには綺麗ごと書いて、いわゆる褒めて伸ばすタイプ型の指導、「褒めたらもっと頑張るだろう」みたいな感じでですね、結局「褒めて伸ばす」っていう名前の、褒めて伸ばすってことで子供を支配してコントロールしようとしてるタイプの保護者なのかもしんないですね。

だからそのうまいこと言って、

「でも実際結局それで俺をコントロールしようとしてんだよね」っていうそのコントロールしようっていう腹の底にある欲求に子供が気づいて、だから嫌がってんのかな?

ちょっと超悪意的にあの解釈すると、そういう可能性も見えるんですが、基本的にはこういう相談の文面だけ見る限りは良い保護者っぽいんで、なんですかね?

まあ**『最後の「あなたはあなたでいい」ってことで声かけ以外の形でどう伝えられますか?』でもそれ心の中で思ってたら普段いろんなとこに出るんじゃないですかね。**

もう一つの可能性：結果が出ていない

あ、分かった。そっかそっか。

これストイックな子供だと思ってたけど、そっかそっか。逆に結果が出てない子供なのかもしんないですね。

結果が出てないから、この保護者は「でも結果で50点なんてダメじゃない」って言うんじゃなくて、「でもここ頑張ったよね」とか「こういう努力してるよね」っていう、「それ素晴らしいんだよ」みたいな伝え方をしてるのかもしれないですね。で、だからいいんだっていう風に、「あなたはあなたでいたら別にね、100点取るだけが能じゃない」と。ある意味でいったら理想の親ですよ。 ここまで50点しか取れなかったけど、そこまで頑張ったっていうのを認めるよっていうことでも、それがなんか子供にとって嫌なんでしょうね。

だからやっぱその結果も出てないのに褒めて欲しくないみたいな感じで、子供はもうちょっと上向いてるのかな?

実践的なアドバイス

ちょっと「あなたはあなたでいいよ」を伝えられるっていう、そのリクエストにお答えしてないんだけど、もし結果が伴ってないから過程を褒めてるっていうのであればですね、それも大事なんだけど、ちょっと前向きになるように、「でも、じゃあ今度こういうことしてみようか」みたいな、もっと次に向けたポジティブな改善策の手を打ってみる。っていうので、ただ褒めるだけじゃなくて、「今度はもっとこういうことやってみようか」とかっていうのを頑張ってみる。

で、それはどうやって改善していいかわからないのであれば、あの東大軍師くんみたいな人にコンサルしてもらうとか、まあ私も相談してくれればアドバイスできるかもしれないし、親が思いつかないなら、そういう外部の人の力を借りるのも1つの手かもしんないですね。

そうだな、そっちかもしんないですね。結果が出てないからこういう相談してくるかもしんないから、逆に、別に結果の虜になるわけじゃないんだけど、結果を出すためにその途中の過程をもっと改善できないかなっていう、前向きな視点に立つのもいいんじゃないかなと思いますな。